【鬼滅の刃】。我慢 。

。我慢6 。 ページ7

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『よいしょ、』



刀を振るえば鬼の頸が飛んだ。



少し経てばすぐに灰にもなった。




『.......帰ろう』




そう思い刀を鞘にしまい歩きだそうとするが、


ズキン、と、足が痛む。






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.......あぁ、怪我負ったんだった





色々頭によぎって仕方ないの。



自分でも分かってるよ太刀筋がブレブレなの、




今義勇さんと結香さんは一緒に


いるんだって考えたら不安で不安で仕方ないの






もう行かないでよ、ねえ、お願い、


絶えられないの、胸が痛いの


あなたが結香さんといるところを見るとね、



話してるところとか一緒にいるところとか


仲良さげにしてるところ.....







苦しいの、胸が痛いの





集中できないの。だから足も負傷したの。








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.......大丈夫、大丈夫だよ




しのぶちゃんのところ行こう





痛む足を引きずって蝶屋敷まで歩いた。








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.......前までは義勇さんがおぶってくれたな




今の私の隣には誰もいない




私の隣には誰もいないけど



義勇さんのとなりには結香さんがいる






.......ねえ、なんで？

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