。我慢28 。 ページ29
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『なにして.....!!』
すぐに刀を抜こうとした瞬間だった。
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「何をしているA」
と、現れた義勇さん。
「何故結香に刀を刺している」
結香さんを掴んでいた手を義勇さんに掴まれ、
折れる寸前までいった結香さんの手首は解放され
突き刺さっている刀を抜いた。
その瞬間に
私はきっと結香さんにはめられたと気づいた
はたからみたら、私が結香さんを
拘束し、押し倒し、刺してるようにしか見えない
.......はめられたんだ私。
『.......』
......でもね?
『この人が....
決して許されないことをしたからです』
しかし私は刀を向けるのをやめない
やめられない。
「うむ!!鬼の殲滅は完了したが
大変なことになっているな!!!」
と、今のこの場に煉獄さんも加わった。
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「結香、何をした。 説明しろ」
義勇さんがそう言えば____
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「私必死に戦ってて.....ッ
でもそしたら、Aちゃんが、
手柄を独り占めするなって......!!!
いきなり押し倒されて、刀で.....っ」
『.......』
結香さんから溢れる涙。
見ても何も思わない
奥さんと紗代ちゃんが流していた涙のほうが
胸が張り裂けそうなの
『.....どうしてそんな嘘つくんですか
.....あなたは己の命の為に 鬼の攻撃を受ける際
人を盾にしたんですよ』
「そんなっ、人を盾になんて....ッ
鬼殺隊であるものがそんなことするはず
ないじゃない!!しかも私は''柱''よ!!
最近手柄がないからって
こんなことしなくても.....っ!!」
止まることない涙。
.......どうして?
あなたが泣いているの?
紗代ちゃんのほうが泣きたいに決まってるのに
どうして?
命を奪ったあなたが泣いているの?
それに.....
「結香、とりあえず止血しろ」
どうして義勇さんはそっちへいくの?
『.......』
ああ.......
きっとね、100%私が悪くて終わるの
だってさ、よく考えて?
人を盾にする鬼殺隊員がどこにいるの
普通に考えて有り得ないことなんだよ
逆に誰も私の言ったことを信用しない。
それに加えて''柱''ともなれば思うわけないよ
『.......』
雪が降ってきた。
あの時義勇さん見た雪は特別だったのに
冬は大好きだったのに
......嫌いだよ、もう、全部全部
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雪の花 - あまり、映画や小説で泣かないのに、めちゃくちゃ涙が出てきました。 (2022年1月9日 20時) (レス) id: b66614c381 (このIDを非表示/違反報告)
みみみみみ - すごく悲しくなりました!絶対小説家の才能ありますって! (2021年4月13日 0時) (レス) id: 46b37efe83 (このIDを非表示/違反報告)
あ ず - 涙がケータイにかかってやばい事になりました!どの作品もいいものばかりです。頑張ってください! (2021年1月8日 0時) (レス) id: a154798d09 (このIDを非表示/違反報告)
紬。 - ヤバい…才能がありすぎて…デビューしたら凄い売れるんじゃないですか!とてもいい作品ですね!めっちゃ泣いちゃいました(((泣 (2020年12月16日 19時) (レス) id: db2eb7a25e (このIDを非表示/違反報告)
ルミナ - 2001票目失礼します...!面白いです!涙が止まらないです...。応援してます! (2020年10月11日 1時) (レス) id: 95f722ce93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒姫ユキナ | 作成日時:2019年9月20日 21時