【鬼滅の刃】。我慢 。

。我慢2 。 ページ3

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今日は一緒にご飯食べるって約束したから、


大丈夫。帰ってくるよ。







義勇さんの好物のね、鮭大根作ったの


喜んでくれるかな、




今日の任務は見廻りらしいから

そろそろ帰ってくるはずだから




『.......』





最後に義勇さんと一緒に

任務を共にしたのはいつだろう



最近はずっと結香さんと行ってるっぽいからな....





でもいいの。



帰ってきてくれるならいいの。私のところに。



そう信じてるずっと待ってるよ私








.









.









『.......』





でも段々と時間は過ぎてって、


私の気持ちも段々と不安となり、


鮭大根は冷めていった






我慢、我慢。



お皿の上にあると冷めきってしまうから、


鍋の中に鮭大根を戻した。





『.....わかんないよ』




任務で何かあっただけ？



長引いちゃったのかな






それとも＿＿＿＿＿







.








『.......やめよう』




結香さんと鮭大根を食べるのが脳裏に浮かんだ。





.....そんなことないから





私は信じるよ







.









.









.







.








.








肩が揺さぶられる感覚がする







.









「A、寝床に行け」




そういい、私の顔を覗き込む義勇さん。




『すいません、寝ちゃってて、』




気づいたら机に伏せて寝ていた




まだ頭がぼやつく中。






「結香のところで夕飯は食べてきた
風呂に入ってくる 先に寝てろ」



と、私の頭を撫でる義勇さん





『そう....ですか 分かりました』



その言葉はぼやつく頭によく響いた




同時に心臓が締め付けられて痛かった苦しかった





でも＿＿＿＿






.







「明日は2人で任務に行こう」



『はいっ』



頭を撫でられ、抱きしめられ、そう言われた







.








優しくない優しさ。




.....馬鹿だよね、私



またこうやってすぐ舞い上がっちゃってさ







......義勇さんだって忘れっぽいところがあるんだ




しょうがない




結香さんの誘いを断れなかったんだ



.......大丈夫。大丈夫







『.......』








.







そう無理やり思わせても、義勇さんの羽織から



結香の香水の匂いがして胸は痛む一方だった






私の約束より、結香さんを優先させたんだという

事実だけがハッキリとしていた






.








『すい....ません、やっぱり今日は帰ります』








ここにいると涙が溢れそうになるの




涙が出るのを必死に我慢した。

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