【鬼滅の刃】。我慢 。

。我慢33 。 ページ34

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「落ち着いてください.....！」


甘露寺さんが止めようとするが一向に止まらない。






『.......』




みんなが、私のせいで言い争ってる



ごめんね、ごめんね、みんな....




隊内が私のせいで乱れている。



お館様、ごめんなさい、ごめんなさい、




＿＿＿＿＿＿


【「それならあなたが最初から巡回に
回ってれば良かったじゃない！！！
あなたが私を避けて反対側に行ったのが
全部悪いのよ！！！」】

＿＿＿



【「お姉ちゃん...お父さんとお母さんは....？｣】


＿＿＿＿＿＿＿








『っ.......』



私の判断ミスのせいで、

私が躊躇ったせいで、人が死んでいる









.




「うむ！！よくわからなくなった！！
不死川の言う通り、
結香の言うことだけを信じるのもおかしい！｣





「オイ 胡蝶....テメェ自分の姉と
結香重ねてるわけじゃねぇだろうなァ？」



「！！！」





＿＿＿＿＿やめて





「不死川さんそんな言い方.....！！！」



「甘露寺.....お前が1番地味でずる賢い。
中立でいようなど甘ったれた
考えしてんじゃねえよ」





＿＿＿＿お願い、





「宇髄、それ以上甘露寺を冒涜してみろ
.......ただでさすまさんぞ」








.







やめて、ねえ、お願い



どうにかしてみんなが.....


みんなが元のとおりに、いつもみたいに.....



戻れる方法は.....？？




ねえ、嫌なの、




私知ってるよ、

みんなが仲間想いのいい人たちだって



分かってるよ、



結香さんが私を陥れるために

自らの腕をわざと刺す？


鬼殺隊でありながら、''柱''でありながら


人を盾にする？己のために人も命を犠牲にする？




....柱なのに


柱に任命したお館様の信用は？



みんな、みんな.....信じないに決まってるじゃん



信じたくないに決まってるじゃん




胡蝶さんも、伊黒さんも、甘露寺さんも.....


みんなみんな、信じてるんだよ


結香さんのことを。


そんなことあってほしくないの。


人の命を踏み台にしたなんて思いたくないんだよ




みんなが悪いだなんて思ってないよ私

恨むことも無い。


私が知ってるよ、あなた達はすごく良い人なの






「なんとか言えよ冨岡ァ」


「......」


「表出ろテメェ！！」



義勇さんの胸ぐらを掴む不死川さん









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『.......やめて....』








これ以上


もうみんなが争うのは見たくないの、ッ









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『.......鬼殺隊を....辞めます』

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