目覚めれなくなった93日目. ページ47
、上鳴side
＿＿＿＿＿
『ありがとう…
、
＿＿＿＿＿＿さよならッ』
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿
「ッ！！！」
「おい！上鳴！！！
お前大丈夫か？？うなされてたけど…」
目覚めるとそこは病室。
そして、切島の心配してる表情が目に入った。
「……」
ゆっくり体を起こし、
あたりを見渡せば、みんながいて、
切島同様。俺を心配してるようだった。
、
、
、
＿＿＿＿＿しかし
、
、
、
、
「……A…っ」
俺の頭にフラッシュバックされたのは、
今さっきの出来事。
あいつ…っ、
何してんだよ…！！！！
"さよなら"…なんて…
「っ…」
俺を穴に落としたAの表情が忘れられない。
ただただ。
今まで見た中で、とても胸を締め付けられた。
そして、胸騒ぎがして仕方が無い。
俺が知らないうちに…
…あいつが消えてしまいそうで…
、
そう思った瞬間、
「夢喰い！！！もう1回入らせてくれ！！」
と、ベッドに腰掛ける夢喰いに言った。
すると
「おまっ、行ったばっかだろうが！」
「無理はだめですわ！上鳴さん！」
「すこし休憩したほうがいいよ！」
切島に続いてみんなから止められる。
案の定…
「お前、キャパ超えすぎな。
…これ以上はお前ぶっ倒れるからダメ。」
夢喰いにまで止められる。
でもそんなことは分かってる。
、
、
でも…！！！
、
、
「あいつが…ッ
夢の中で…さよならって言ったんだよ…！
なにか、なにかあるはずなんだよ！！！」
それがわからないから怖くて仕方がないのだ。
、
「頼む、行かせてくれ…っ」
「上鳴くん…」
そんな、沈黙がはしる中。
、
、
、
、
、
「なら、俺がいってくるから
テメェはそこで休んでろや」
と、沈黙を破った爆豪。
「助かる爆豪！
これならいいだろ、夢喰い！！
じゃあはやく＿＿＿＿」
と、俺がベッドから離れようとした。
、
、
、
その時だった。
、
、
、
、
、
、
、
、
「上鳴。お前入ってみろ。」
みんなの意見とは真逆な、相澤先生の言葉。
驚きが隠せれなかった。
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作者名：黒姫ユキナ
| 作成日時：2018年7月14日 11時
