【ヒロアカ】アイツが夢から覚めれなくなった. (ページ33)

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目覚めれなくなった79日目. ページ33

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＿＿＿＿＿

あなたside
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『轟くんはどう？』

「まだ目覚めないけど…

それでも、いつかはちゃんと目覚めるって、
リカバリーガールが言ってたから大丈夫だよ！」

デクくんの隣で話せば、毎度轟くんの話題が出る。

ほかの人に轟くんの話題をだして、

暗い顔させたくないから＿＿＿＿

『ごめんね、デクくん…

毎回聞いちゃって…心配になるよね、』

と、私がいえば

「人が人を心配するのに
謝る必要ないと思うかな、」

当たり前のようにそういう彼は

本当に心が強いと思った。

『デクくんは、心が一丁前にヒーローだ笑』

「心だけ！？」

『そんなわけないよっ…

＿＿この先、デクくんはすごいヒーローになるよ』

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＿＿＿＿＿私は…なれないけど

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「はやく俺の新作食ってほしいぜー。」

『砂糖くんの新作のお菓子たべたいなあ…』

「夢の中で作れないのか？」

「常闇ー。お前無茶言うなよー笑」

『みて！想像したらフライパンだせた！
ここは私の夢なんだもん、なんでもできるよっ

作ってよ砂糖くん！』

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「体育大会のとき覚えてるか？

爆豪とお前が戦ったら轟と緑谷が心配して

試合終了後に飛び出してったの」

『懐かしいね切島くん笑

あの時…初めて爆豪くんに名前呼ばれたんだよね』

「その前のあだ名ってなんだっけ」

『ヘラヘラ女。』

「でも体育大会以後は名前呼びだな！」

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「私が足を怪我した時、
治そうとしてくれてありがとね」

『お礼言われることなんて
してないよ梅雨ちゃん…私何もしてないし＿＿』

「治そうとしてくれた、
心配してくれた気持ちにお礼をするわ。

…いい遅れちゃって…ごめんなさい。」

『梅雨ちゃん……』

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『瀬呂くんは勉強どう？』

「上鳴なりと芦戸がいるだけで心強すぎだな笑」

『上鳴くんは夢に入ってばっかだからな～…

ちゃんと勉強してるのかな…』

「最近、相澤先生に勉強が疎かになるなら
夢に行くのは禁止にするって言われてな…

上鳴と芦戸はすげぇがんばってるぜ。」

『そっか…』

上鳴くん……夢にあんなに入ってるのに…

プラス勉強って…

、

『大丈夫…なの？』

そんな、不安な呟きは真っ白な世界に消えていった