目覚めなくなった48日目. ページ1
、
緑谷side
「っ、くぅッ…！！」
「どうしたんですか、夢樺さん！！！」
「夢樺！！おい夢樺！！」
目の前では苦しむ夢樺さん。
八百万さんと切島くんが必死に呼びかけるが、
彼女は苦しむ一方だった。
「夢で…何が起こってるの！？」
「何かあったのか…？」
Aの夢の中に入ってだいぶたった頃だ
突然もがき、苦しみ始めたのだ
「夢樺ちゃん！！！」
「[夢喰い]！どういうことだよ！！」
一向に彼女が苦しみ続けるのをみて、
上鳴くんが問う。
すると
「その女…夢の中でなにかあったな」
それだけいう[夢喰い]。
「なにかって……なんだよッ…」
「ッ、うっ…！！！！」
みんなも心配する中、
峰田くんがあることに気づいた。
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「おい…これ…」
峰田くんが指さす先には＿＿＿
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「…手あと…？」
麗日さんがいうように、
夢樺さんの首には手あとがある。
まるで＿＿＿＿
「首を締めるように…」
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、
、
「[夢喰い]…
前に…
夢の中で起こったことは
現実世界にと影響するって言ってたよな…？」
切島くんの言うことは、
たった一つの答えを出した。
「ああ影響する。」
じゃあつまり…？
「夢樺さん自身が
首を絞めるだなんて有り得ません…
そうなると…
Aさんが…！？」
「そんな…」
「嘘だろ、…！」
八百万さんの発言で
みんなの表情が変わった時だった。
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、
、
「おい八百万。
Aがそんなことするわけねえだろ」
「今Aがやったとか思ったやつ…
んなわけねえだろうが」
轟くんとかっちゃんがそういうと、
「そう…だよな！
んなことあるわけねえよ！！」
「すみません、私としたことが…
おかしなことを言ってしまいましたわ…」
2人の言葉は信用性があるのか、みんな落ち着いた
、
そんなときだ
「ん…」
目を覚ました夢樺さん。
「おい夢樺！お前すごくうなされてたぞ？」
みんなが駆け寄り言葉をかける中。
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彼女の目から大粒の涙が落ちて＿＿
、
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、
「…Aちゃんに、首を絞められてッ｣
そう、言った。
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作者名：黒姫ユキナ
| 作成日時：2018年7月14日 11時
