_手紙_ ページ49
悲「嗚呼.....たとえお館様のお願いであっても
私は承知しかねる...」
宇「俺も派手に反対する
鬼を連れた鬼殺隊員と鬼の鬼殺隊員など認められない」
甘「私は全てお館様の望むまま従います!」
時「僕はどちらでも....すぐに忘れるので....」
胡「.......」
冨「.....」
伊「信用しない信用しない そもそも鬼は大嫌いだ」
煉「心より尊敬するお館様であるが理解できないお考えだ!全力で反対する!」
不「鬼を滅殺してこその鬼殺隊。
竈門・冨岡・氷雪の処罰を願います」
お館様が言ったところで変わらないと思ったが
本当に変わらなかった。
半分以上が反対している
.....処罰は確定か。
でもどうにかして冨岡さんだけは.....!
なんて思っていると
お館様「では、手紙を」
「はい」
そういい手紙を広げる女の子。
そして___
、
「こちらの手紙は元柱。
鱗滝左近次さまから頂いたものです。
一部抜粋して読み上げます」
あ「鱗滝さん.....」
「___炭治郎が鬼の妹と共にあることをどうかお許し下さい。禰豆子は強靭な精神力で人としての理性を保っています。飢餓状態でも人を喰わず、そのまま2年の以上の歳月が経過致しました。
Aは完全な鬼ではなく半分鬼という状態です
しかし人の肉ではなく血を欲しますが、
一年半 血を飲んでおらず飢餓状態なはずです。
禰豆子と同じで強靭な精神力を持っております。
かつてないことなのでこの先の保証はできません。
しかし、
Aの力はきっと鬼殺隊で必要になるはずです」
あ「鱗滝さん.....っ」
「俄には信じ難い状況ですが紛れもない事実です
もしも禰豆子が人に襲いかかった場合、
Aが自我を保てず完全な鬼となった場合、
竈門炭治郎・氷雪A。
、
、
、
及び_____鱗滝左近次、冨岡義勇が
腹を切ってお詫び申し上げます」
炭「!!!」
あ「っ!!!」
思わず冨岡さんの方を見てしまう、
しかしその顔はぼやけてしまう
あ「っ.......」
涙が止まらないのだ
______
冨「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!!」
_____
初めて会った時、意識は朦朧としてたけど
うっすらと記憶の中にあるこの言葉。
あんなに怒って言ってたのに、
生殺与奪の権を私たちに委ねてくれるの?
あ「っ.....」
そう思うと涙が止まらないのだ
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作者名:黒姫ユキナ | 作成日時:2019年9月14日 12時