_無理ばっか_ ページ32
炭治郎side
骨折も癒えた頃に鎹鴉から任務を言い渡された
那田蜘蛛山へ急いで行くこと。
善逸と伊之助も一緒だ。
そして山の中へ入った時だった
?「た、助けてくれ!!」
と、一人の隊士がこっちに走ってきた
その様子はとても怯えていて焦っているようだ
なんで......
Aの匂いが微かに感じられるんだ?
炭「応援にきました。階級・癸 竈門炭治郎です」
そういえば
?「癸.....癸!?...だ、だめだ
なんで柱じゃないんだ!!
癸が何人きても同じだ!!意味が無い!!」
炭「一体なにが____」
と言いかければ
((ゴッ!!
鈍い音が聞こえた
炭「伊之助!!!」
伊「うるせぇ!!!」
伊之助が隊士の人を殴った音だった
伊「意味あるなしで言ったらお前の存在の方が意味ねぇんだよ さっさと状況を説明しやがれ 弱味噌が!!!」
伊之助がそう怒鳴りちらしたら
?「鴉から司令が入って10人の隊員が来た!
山に入ってしばらくしたら隊員が隊員同士で....
斬り合いになって....!!!」
炭「斬り合い...?」
じゃあほかの隊士は?
?「鬼が糸を使って操っているんだ!!
でも1人の女の子....氷雪さんが糸を斬ってくれて隊員達を解放してくれた!!!
けど、鬼が現れて...」
炭「やっぱりAが...!!!!
Aはどこにいるんだ!!!!!」
Aのことだ。きっと無理をしている。
そう考えると心配で仕方がなかった
?「こ、こっちだ!!!!」
炭「名前は___」
?「村田だ!」
炭「行くぞ伊之助!!!Aが心配だ!!!」
伊「Aがいるのか!?」
炭「きっと、きっと無理をしてる!!」
焦りが出ているのが自分でも分かった
_______
___
_
炭「A!!!!」
村「!? おい、氷雪さんはどこに行った!!」
そこにはさっきまでAがいたんだろう
まだAの匂いが感じられる。
炭「どこに___」
隊「俺らのこと、庇いながら戦ってくれて、
ついさっき離れていったんだ...!
俺たちから鬼を遠ざけるためだろうっ」
と、怪我をしている隊士が言った
見た感じ12人の隊士がそこにいた
やっぱり無理をしてるだろう、
目の前にはAの羽織。白い羽織は血だらけだった
炭「A..っ」
昔からずっと、ずっと、無理ばっかして
自分のことなんかお構いなしで...
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作者名:黒姫ユキナ | 作成日時:2019年9月14日 12時