＿怒り＿ ページ31
あなたside
「い、生きてる.....」
「悪かった、さっき斬りかかって！！！」
「俺は大丈夫だ！お前、足の骨が....」
、
あ「よかった、みんな無事で.....」
みんな怪我してるけど....
とりあえずここから出なきゃ。
どうみても今の隊士達の怪我だと戦えない
ざっとここにいるのは13人。
なんとかなるはずだ
村「急ごう、鬼がいつ来るか分からない。」
あ「みなさん、ここから出ましょう
小さい蜘蛛に気をつけながら＿＿＿＿＿」
そう、言いかけた時だった
あ「危ない！！！！！」
殺気を感じそう言った
が、遅かった。
「う、うわああ！」
あ「！！！！」
村「な、なんで....！！」
目の前で一人の隊士の首が飛んだ。
慌てる隊士たち。
血飛沫が隊服に、手についたのがわかる
生ぬるい、あの感覚。
お父さんとお母さんの血が
触れたあの感覚と同じだった。
あ「.......」
なんで.....なんで.......？？？
「厄介なことしてくれたわね！！！？？？
はやく、はやくコイツらを殺さなきゃ！！
私が、私が酷い目にあう！！！」
と、木の上にいる女鬼。
手から糸が出ているのが分かる。
、
あ「.......なぜ殺すの...」
「じゃなきゃ私が＿＿＿」
あ「自分を守る為なら誰でも殺すの？」
「そうよ！！！当たり前じゃない！！！」
あ「そう.....」
村「氷雪さん....？」
あ「なら私は仲間を守るためにあなたを殺すわ。」
村「そ、そんな、無理だ！！！」
あ「村田さんは山を降りて下さい。
きっとまた応援がきます。
ここに案内してきてください。」
ここで村田さんと戦うよりそっちの方がいい。
きっと隊士はまだくるはず
ここに来るまでに時間をかけられたら困るから
村田さんに連れてきてもらった方が早い
、
村「でもまだここには負傷した隊士が....」
、
あ「私が守ります。約束します。
＿＿＿＿＿＿誰一人殺させません」
刀を構え、刃先は女鬼へ。
あ｢さあ走って！！！！」
私が強くいえば
村「っ！！！持ちこたえてくれ！！！」
村田さんは走っていった。
「誰一人逃がさせない！！！！」
と、村田さんに糸を出した
あ「あのね....」
そんな村田さんに向かう糸を斬り、
そして
あ「私今、怒ってるの
＿＿＿＿あんまり挑発しないでね」
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作者名：黒姫ユキナ
| 作成日時：2019年9月14日 12時
