_音_ ページ26
あなたside
「おい......小僧。小娘.....
....小生の血鬼術は....凄いか.....」
転がった頸からそう聞こえた。
炭「凄かった。
.......でも.....人を殺したことは許さない。」
、
あ「.....私、どうやってここについたか知ってる?」
「なんだ....」
あ「鼓の音に引き寄せられたのよ....
____とてもいい音だった。」
「!!!!.......そうか.....」
鬼はそれだけ言うと消えていった。塵も残さず。
あ「.....行こっか」
炭「うん」
私達は
照子ちゃんとお兄ちゃんを連れて外に向かった。
、
炭「A大丈夫か?変わるぞ?」
と、私の周りをアタフタする炭治郎。
照子ちゃんのお兄ちゃんぐらいおんぶできるよ私
てかそれ以前に......
あ「見た感じアバラとか折れてるでしょ」
炭「き、気づいてたのか?」
あ「見てすぐわかりました〜」
炭「前の任務が想像以上に強い鬼でさ、
って、また話すよ
今は善逸と正一くんの無事が気になる」
あぁ、雀くん.......善逸くん.....
あ「善逸くんってすごいね、あの子すごい強いよ」
あれはなんの呼吸なんだろう
雷かな???
炭「.....あ、正一くんと善逸の匂いがする
外に出てるな 2人とも無事だ!!」
と、ホッとした炭治郎だが、
その顔つきは変わり、すぐに走っていった。
なにかあったのかと思い、
私も走っていけばそこには____
?「刀を抜いて戦え!!この弱味噌が!!!」
あ「!!!!!」
イノシシの皮を被った男と___
善「炭治郎.....俺、守ったよ....」
あ「善逸、....っ」
善「お前がこれ、命より大事なものだって..
言ってたから.....」
ボロボロになりながら、必死に守ってたのは
禰豆子ちゃんの入ってる箱だった。
?「威勢のいいこと言ってた癖に
刀も抜かねえこの愚図が!!!
同じ鬼殺隊なら戦ってみろ!!」
イノシシくんは止まらずに善逸に蹴った
箱に善逸の血がたくさんついていて、
どれほど殴られたのか蹴られたのかが分かる。
あ「っ!!!!」
黙ってられなかった。
?「お前ごと箱を串刺しにしてやる!!」
と、刀を箱に突き刺そうとした時。
_____
善逸side
分かってたんだ。
最初から炭治郎が鬼を連れてるって
鬼の音と人間の音は違うから.....
、
それに、Aからも鬼の音が少し聞こえるんだ、
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作者名:黒姫ユキナ | 作成日時:2019年9月14日 12時