＿興味深い＿ ページ22
あなたside
あ「っ！！！！！！」
制御がなんたらと言ってる場合ではなかった。
力を抜き 目を見開いた瞬間。
一瞬で裏路地一面が凍った。
そして 鬼舞辻無惨は＿＿＿＿
無「.......なにをした
それに少しながら私の力が感じられる」
と、私を睨む。その手は凍っている。
あ「はあっ、はあっ、ごほっ、っ、」
首から離された今、
私は酸素を吸うのに精一杯だった。
そんな私の手を取り、
無「........父親が私を斬った時に
出た血でも浴びたのか....
.......いやなら何故完全な鬼ではないのだ.....」
立たせられ、目線を合わされる
腰を抱かれ離れられない。
あ「はあっ、はあっ、」
.....私は禰豆子ちゃんと同じ時に
半分鬼になったんじゃないの？
お父さんたちが殺された時から半分鬼だったの？
あ「！！！」
＿＿＿＿＿＿
炭「Aの家からは
俺達のところにいた鬼の匂いはしないんだ」
＿＿＿＿＿
冨岡さんと会ったあの日。炭治郎に
そんなことを言われたのを思い出した
無残に襲われたのは私が小さい時だけで、
あの時から既に半分鬼だった.......？
じゃあなんであの時から今まで
血も何も欲しがらなかったの...
＿＿＿＿＿
儂「禰豆子は鬼舞辻の血が多い鬼により反応するだろう。上弦と戦う時は気を付けるんだ」
＿＿＿＿＿
あ「.......」
鱗滝さんの言う通りなら...
私もそれと同じだとしたら....
、
私は.....今まで鬼舞辻無惨との接触がなかったから？
反応がなかったから？
でもあの日禰豆子ちゃんたちの家に行って
鬼舞辻無惨の血が
浴びられてた禰豆子ちゃんに反応したの？私.....
それなら話が全部通る.....
、
無「特異体質....か。私の血を体内に入れても
完璧な鬼にならないとは.....興味深い」
、
、
、
、
あ「氷の呼吸 壱ノ型 ''氷塵'' 」
無「！！！！」
何かを察したのか私の腰から手を話した鬼舞辻無惨
、
ここにいては危ない。
そう判断した為逃げるを優先した。
私が刀を振れば、
たちまち辺りは細かい氷を含んだ吹雪となり
見えなくなった。
あ「はぁっはあっ、」
その間にひたすらに走って逃げた。
、
、
、
、
無「夜が明ける.......
＿＿＿＿＿覚えていろ 氷雪A」
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作者名：黒姫ユキナ
| 作成日時：2019年9月14日 12時
