_鬼狩り_ ページ12
あなたside
あ「これで15人!!!!!!」
、
私がたくさん狩れば、犠牲者だって減るはず
20人以上いたんだ。きっと合格者はたくさん__
そう思った時だ。
あ「!!!!!」
耳に響く何かしらの怒号。
あ「.....なにかあったの?」
それに引き寄せられるかのように
怒号が聞こえた方に向かっていった。
そこには____
「鱗滝め 鱗滝め 鱗滝め 鱗滝め!!!!!!」
あ「!!!!」
目の前には大型の異形。
そして何故か鱗滝さんを連呼している
しかしなにより......
あ「炭治郎!!!!!」
炭「A!!!!!」
ここで炭治郎に巡り会うなんて.....
とりあえず無事で良かった、
ひどい怪我もしてなさそうだ。
あ「よかった.......」
少し安心したと思えば
「また来たな.....俺の可愛い狐が((ニヤア」
私を見て.....私というよりお面を見ている.....?
あ「......どうして鱗滝さんを知っているの」
そう私が聞くと、
「知ってるさァ!!!俺を捕まえたのは鱗滝だからなァ!!!忘れもしない四十七年前!!!アイツがまだ鬼狩りをしていた頃だ!!江戸時代慶応の頃だった」
あ「そんなに生きてるの......」
「嘘だあ!!そんなに長く生きている鬼はここにはいないはずだ!!ここには人間を二、三人喰った鬼しか入れてないんだ!!!」
と、炭治郎の後ろにいる少年が言った。
「選別で斬られるのと鬼は共喰いするからそれで.....!!!」
青ざめてる少年。余程怖いのだろう。
しかし__
「でも俺はずっと生き残っている 藤の花の牢獄で五十人は喰ったなぁ ガキ共を」
炭「五十人.......!?」
炭治郎が驚くのも分かる。
それと同時に鱗滝さんが言ってたことも思い出した
______
鱗「基本的に鬼の強さは人を喰った数だ。」
炭「沢山食べたら強くなるんですか?」
鱗「そうだ。力は増し、
肉体を変化させ妖しき術を使うものも出てくる。」
______
あ「っ.......」
こいつは五十人喰った.....なら、かなり強いはず.....
今まで斬った鬼なんて日にならないぐらいに。
刀を構え直すと
「十二.......十三....で、お前達で十四、十五だ」
と、指を指される私と炭治郎。
あ「.....何の話よそれ」
「俺が喰った 鱗滝の弟子の数だよ。
アイツの弟子はみんな、
__殺してやるって決めてるんだ((ニヤ」
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作者名:黒姫ユキナ | 作成日時:2019年9月14日 12時