【鬼滅の刃】吸血鬼になりまして2

＿目覚め＿ ページ29

.






あ「.......ん...」



目を開ければそこは見慣れた天井だった。



あ「......蝶屋敷....」



そう、呟けば＿＿＿＿









.








.








善「A！！！！目が覚めたんだな！？

炭治郎おおお！！！伊之助ええ！！！！
Aがやっと目を覚ましたよおおお！」




耳に劈くのは善逸の声。


そしてそれと同時に抱きついてきた。





あ「......痛いよ善逸」




でも、それほど心配してくれてるのは伝わった





善「2週間も目を覚まさないで
心配しただろおお！！！」




あ「ごめんね、」





いつもに増して善逸大泣きだ。



2週間ぶりに目を覚まして一発目がコレ。







あ「.......」



.......ううん、きっと私らしい目覚めだ



そう思いながら善逸の頭を撫でていると





近づいてくる足音。




あ「来たわね...」




そして＿＿＿＿＿







、







炭「A！！！！！」


伊「目ぇ覚ましたのか！！！」






あ「炭治郎.....伊之助.....」




そこにはいつもと変わらない2人の姿。


しかし至る所に包帯は巻かれていて痛々しい。






私の方が包帯だらけか.....



けどお構い無しに炭治郎も伊之助も飛びついてきた



傷は少し痛むが、これほど

心配してくれたんだと思ったら何も思わなかった。








炭「Aは半分鬼だから回復がここまで
早かっただけで、本当なら2ヶ月は眠ってたんだよ」




あ「.......そんなに...」




あの時意識を取り戻した私はボロボロだったな....


何があったのかわからない。



ただお兄ちゃんの声が聞こえて....



その後から記憶が無い。






あ「.......なんで私こんなにボロボロだったの？」



なんて聞けば


少し間が空いて＿＿＿＿






、








炭「....気絶...してたんだ！上弦の参がその隙に
攻撃してて....俺も煉獄さんも動けなくって
庇えなかったんだ！！」







、









あ「............煉獄さん」





.....煉獄さん.....？






あ「！！！！」





＿＿＿＿＿＿＿



煉【俺は俺の責務を全うする！！！！
ここにいる者は誰も死なせない！！！！】


＿＿＿＿＿＿



煉【鬼殺隊の一員として認める】


＿＿＿＿＿＿


煉【自慢の継子だ＿＿君の師範になれてよかった】

＿＿＿＿＿＿＿


煉【＿＿＿胸をはって生きろ】

＿＿＿＿＿＿








あ「！！！！！」




心臓が飛び跳ねた





そうだ、煉獄さんは.......







あ「煉獄さん..！！煉獄さんは...っ」

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