【鬼滅の刃】吸血鬼になりまして2

＿上弦の参＿ ページ18

炭治郎side



夜明けが近づいてる....

呼吸を整えろ早く....怪我人を助けないと...



禰豆子、善逸...きっと無事だ....

うっすらとしてくる意識の中。




煉「全集中の常中ができるようだな！！
感心関心！！｣



炭「煉獄さん.....」


目の前に突如現れた煉獄さん。




煉「常中は柱への第一歩だからな！
柱までは一万歩あるかもしれないがな！」



炭「頑張ります....」


呼吸が浅い中そういえば



煉「腹部から出血している

もっと集中して呼吸の精度を上げるんだ
体の隅々まで神経を行き渡らせろ」



炭「はあ....はあ.....」



煉「血管がある 破れた血管だ」


炭「はあ...はあ.......」



煉獄さんに言われたとおり、集中していく。



煉「もっと集中しろ」


炭「っ.....」



腹部に集中を一気にする



煉「そこだ 止血。出血を止めろ。」


炭「ぐっ.......！！」





あともう少しなのに....！！


あと一歩、という時



トン、と額に煉獄さんの人差し指が置かれた。


そして



煉「集中」




、





炭「っ〜.....ぶはっ、はあっ、はっ」


体から力が一気に抜ける



煉「うむ 止血できたな」



......すごい、止血ができた..



思わずぼーっとしていると




煉「呼吸を極めれば様々な事ができるようになる
なんでも出来るわけではないが
昨日の自分より確実に強い自分になれる」




炭「.......はい」



さっきから驚かされてばっかだ


本当に煉獄さんは凄い人で....



Aの話をよくする人だ





煉「飲み込みが早い！Aと一緒だ！！」


あ「Aが....心配してましたよ.....」




なんて俺がいえば




煉「この任務に行く最後の最後まで
不安そうな顔をしていた。

......けど竈門少年たちの力もあって、



皆無事だ！
怪我人は大勢だが命に別状はない！！」





炭「よかった.....」




皆無事で......


A、大丈夫だよ。みんなで帰るよ......



だからもうそんな悲しい顔するなよ







煉「君はもう無理せず＿＿＿＿＿」





煉獄さんが言いかけた瞬間。



それを遮るかのように大きな音が響いた。



一瞬のことだったが



土煙の先に現れたのは＿＿＿









炭「上弦の......参....！！」





＿＿＿＿＿＿＿＿


＿＿＿



善逸side




善「.......｣



ああ、意識が朦朧とするなあ


列車が落ちて頭打ったんだな...



禰豆子ちゃんは無事でよかった




Aから貰ったやつ、


落ちた衝撃で砕けちゃったな

＿珠世さん＿→←＿砕ける＿

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