目覚めさせる27日目. ページ27
、緑谷side
「わりぃ、遅くなっちまって」
そういう彼は息を切らしていた。
「轟くん…！！！」
大氷壁で轟くんが警察の人達を遮ってくれたため
みんな轟くんたちのところに集まった。
……そして
、
、
、
、
、
「おい半分野郎。
夢喰い連れてAのところに行け」
大氷壁がいつ突破されるか分からないかなのか、
かっちゃんが開口1番でそう言った。
「なんでだ？」
それに対し聞き返す轟くん。
もちろん…
「私も気になってたわ」
「オイラも！！！」
「理由だけは言ってくれよ爆豪。」
みんなだって気になってることだ。
蛙吹さん、峰田くん、切島くんに続いて、
「ちゃんと理解してえんだ」
「上鳴。あんた理解できんの？」
「バカにすんな耳郎っ」
みんなの口からも言葉がでる。
「かっちゃん、理由だけは教えて？」
……僕からも…ね。
この期に及んで説明なしっていうのはやめてほしい
今みんなが集まれたこの機会に。
、
、
なんて思ってる間にも 問い詰められるかっちゃん。
、
、
、
すると＿＿＿＿＿
「これが最後のチャンスだ。｣
、
「…かっちゃん…？？？」
その視線は大氷壁に向けられていて、
まるで何かを託したような、そんな表情。
なんのために自分が今、
戦ってるのか改めて分かる表情をしていた。
「…そんで…？」
上鳴くんがさらに問けば…
、
、
、
、
、
、
、
、
｢＿＿＿Aを連れ戻してこい」
と、それだけ言った かっちゃん。
「っ！！！！！」
「なっ…」
「おまっ、」
みんな、思わず驚いてしまう。
それもそうだよね、
だって…
「Aはもう、夢から出られなく＿＿」
上鳴くんの言う通り、
今まで…見てきたでしょ、かっちゃん。
必死になってAを夢から出させたくて…
その方法を探してたの…
かっちゃんだって、あんなに探してたじゃないか、
「………」
、
Aはもう…
帰って来れないんだよ？
彼女の意思がたとえ、戻りたくても帰りたくても
それは叶わない。
戻ってこれないんだ…
それなのに…
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あめ(プロフ) - ユキナさんの作品が面白すぎて深夜二時から読み始め何作も読んでしまいました…たくさん泣いて笑って楽しませていただきました！気がつけば5時間も読んでました…素敵なお話をありがとうございます！ (2月26日 6時) (
レス) id: 63fa489223 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ(プロフ) - 泣ける、、、とゆうか泣いた、、、しかも都夢蒼士って名前カッコ良すぎる、、、 (2月21日 10時) (レス) @page50 id: c2bcbcc7a7 (このIDを非表示/違反報告)
ふふ - 全私が泣いた (2023年4月13日 20時) (レス) @page50 id: bc020e7b09 (このIDを非表示/違反報告)
美羽 - 私、こういう系で初めて泣きました。深夜2時に号泣してそれからずっと見てて.....文才の塊すぎて尊敬します、！これからも小説頑張ってくださいね (2023年1月3日 21時) (レス) @page50 id: ec9644f59b (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 僕、こういう話って映画だとか漫画でも泣けなくて、小説だと泣けるんです。この話で泣けました。実はこういう話めっっさすこ。書くのめっっさヘタで笑うw (2022年10月24日 21時) (レス) id: 7d0fba99d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒姫ユキナ
| 作成日時：2018年8月8日 19時
