目覚めさせる37日目. ページ37
轟side
「……ん、」
ゆっくり目を開けば、白い空間。
＿＿＿＿＿＿
＿＿
「こんな真っ白でつまんなくないのか？」
「落ち着くよ？
なんなら雄英高校の景色にしようか？」
「お前の思うがままなんだな、この夢。」
＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿
ただひたすら、懐かしさを思い出させた。
「……」
すぐに体を起こして
辺りを見渡しても何故かAの姿はない。
、
、
………どこいったんだよ、アイツ…
いつもなら少し先にいるのに。
何度見渡してもAの姿はない。
「…」
ただただ、不安が募ってくだけだった。
、
、
遅かったのか？
手遅れだったか？
もっと、はやく来てればよかったのかよ、
いや……でも
そもそも、夢喰いは
何も言ってないからここにいるはずなのに…
あー…
でも夢喰い、こんなこと初めてだって言ってたな
じゃあこれから起こることなんて
誰も予想出来ねえっていうわけか。
、
「仕方ねえ、歩き回るか。」
そう思い、足を1歩踏み出した瞬間だった。
、
、
、
、
『ねえ、なんで左の個性使わないの？』
「！！！」
突然後ろからAの声がしたため、振り返る
…が。
「……」
…Aの姿はなくて、
ただ…
「…なんだこれ…」
目の前にはモヤのようなもの。
近づいて、触れてもなにもない。
感覚が…ない。
、
「……これから…声が聞こえたのか…？？」
なんて、呟いた時。
、
、
｢左の個性は使わねえ」
「！！！」
そのモヤに写し出され、耳に入ったその声の主は…
、
「俺…？」
目の前には、モヤから写し出された俺。
そして…
『入学して2日たったけど、
轟くんってオーラ怖いね！』
と、俺の前に来て話すA。
、
「っ…」
これ…
入学したころに話した会話か…？
なんて考えてるうちにも…
『えー、私と体育祭でぶつかる時は使ってね！』
「お前とぶつからねえだろ」
『わかんないよー？』
そういえば、移動教室の時も一緒だったな…
いつの間にか…だな
こいつ体育祭では爆豪とあたってたし
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あめ(プロフ) - ユキナさんの作品が面白すぎて深夜二時から読み始め何作も読んでしまいました…たくさん泣いて笑って楽しませていただきました！気がつけば5時間も読んでました…素敵なお話をありがとうございます！ (2月26日 6時) (
レス) id: 63fa489223 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ(プロフ) - 泣ける、、、とゆうか泣いた、、、しかも都夢蒼士って名前カッコ良すぎる、、、 (2月21日 10時) (レス) @page50 id: c2bcbcc7a7 (このIDを非表示/違反報告)
ふふ - 全私が泣いた (2023年4月13日 20時) (レス) @page50 id: bc020e7b09 (このIDを非表示/違反報告)
美羽 - 私、こういう系で初めて泣きました。深夜2時に号泣してそれからずっと見てて.....文才の塊すぎて尊敬します、！これからも小説頑張ってくださいね (2023年1月3日 21時) (レス) @page50 id: ec9644f59b (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 僕、こういう話って映画だとか漫画でも泣けなくて、小説だと泣けるんです。この話で泣けました。実はこういう話めっっさすこ。書くのめっっさヘタで笑うw (2022年10月24日 21時) (レス) id: 7d0fba99d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒姫ユキナ
| 作成日時：2018年8月8日 19時
