目覚めさせる13日目. ページ13
、上鳴side
「次ここの裏路地行ってみよーぜ！！」
「上鳴、ちゃんと下見て歩けよ」
「轟！？俺 そんな子供じゃないよ！？」
「よくAに"子供"とか"かわいい"って
おちょくられてたね笑」
裏路地ということもあってか、
ゴミが落ちてることもしばしば。
すると轟にはあんなことを言われ、
挙句の果てにAが俺のことを
おちょくることまで話に出てしまった。
「もっとカッコイイとか
言ってくれてもいいんだぜ！？」
「あーおけおけ。」
「切島！！塩対応！！！」
俺の扱いをみんな1回考えた方がいいって！！
「ほらほら、夢喰い探して上鳴くん」
「ちくしょう…いつかぜってー言わせてやる…」
半泣きの俺はそう言いながら辺りを見渡した。
…が
、
、
「いねえなあ…」
やはり夢喰いはいない。
もうほかの路地裏も回っていたし、
正直ここが最後の路地裏。
、
……どこいったんだよあいつ
、
「他に夢喰いが行きそうなところ…」
「爆豪もどこいったんだよなあ」
、
「上鳴、お前なにか身に覚えないのか？」
「え、俺？？？」
轟に突然聞かれ驚いていると
「あー…
お前が1番夢喰いと接してたんじゃねえの？」
と、切島。
「そうか？？」
あんま気にしたことはなかったことだが…
傍から見たらそうだったのか？
「毎日Aのところにいってたけどよ
ほぼ夢喰いとお前二人で
いる時間長かったと思うし…」
あー…
切島の言うことには納得した
「まあそりゃ俺が
ほぼフルで夢の中入ってたからな」
よく考えたら結構一緒にいたな。
「なにか聞いたりしてない？上鳴くん」
轟と同じことを緑谷に聞かれるが、
「わりぃ、
そんな夢喰いを探し出せるような話は…」
記憶を辿ってみても、俺の記憶の中にはなかった。
「そうかー 仕方ねえな！｣
「そろそろ僕達に補導されちゃうし、
帰らなきゃだよね」
「あの夢喰いに化けるやつが
また出るかもしれねえだろ。…送ってく。」
「いやん轟くんイケメン♡」
「お前は別だな」
「嘘です嘘です 一緒に帰らせてください！！」
｢とりあえず１回、みんなと合流しようぜ！！」
そう、切島がいい
、
、
、
、
歩き出した瞬間だった。
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あめ(プロフ) - ユキナさんの作品が面白すぎて深夜二時から読み始め何作も読んでしまいました…たくさん泣いて笑って楽しませていただきました！気がつけば5時間も読んでました…素敵なお話をありがとうございます！ (2月26日 6時) (
レス) id: 63fa489223 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ(プロフ) - 泣ける、、、とゆうか泣いた、、、しかも都夢蒼士って名前カッコ良すぎる、、、 (2月21日 10時) (レス) @page50 id: c2bcbcc7a7 (このIDを非表示/違反報告)
ふふ - 全私が泣いた (2023年4月13日 20時) (レス) @page50 id: bc020e7b09 (このIDを非表示/違反報告)
美羽 - 私、こういう系で初めて泣きました。深夜2時に号泣してそれからずっと見てて.....文才の塊すぎて尊敬します、！これからも小説頑張ってくださいね (2023年1月3日 21時) (レス) @page50 id: ec9644f59b (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 僕、こういう話って映画だとか漫画でも泣けなくて、小説だと泣けるんです。この話で泣けました。実はこういう話めっっさすこ。書くのめっっさヘタで笑うw (2022年10月24日 21時) (レス) id: 7d0fba99d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒姫ユキナ
| 作成日時：2018年8月8日 19時
