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YOU side
いやぁ、この店を選らんでよかった。
基本美味しくなさそうにものを食べるユンギが、もぐもぐ食べていた。表情はあまり変わらないが、スピードと完食具合からしてそこそこ気に入ってもらえたのだろう。
これでユンギを悩ませたことは清算できたのではないだろうか。
「ユンギヤ、このあと何処に飲みに行く？」
「この近くにいい店知ってるから、そこ行こ。」
「まじ？ユンギがそう言う店とかすごい楽しみ。」
あそ、と素っ気ない返事を残してお手洗いに向かったユンギを確認し、ちゃちゃっと会計を済ませ、部屋の予約の確認も済ませる。
急遽飲むことになったため、部屋の空き状況を聞いていた。
「お部屋ですが、現在1部屋のみ空きがございます。2名様での宿泊が可能なお部屋になっておりますが、いかがいたしますか？」
いけるか？それ。
男同士、たぶん仲は良好、でも今日が初めての食事。プラス俺は客。
えー、これユンギからしたらどっちなんだ？
最悪、ユンギが嫌だと言ったらタクシーか代行で帰ればいいか。
「その部屋で大丈夫です。お願いします。」
幸い、俺の会社の出社時間は遅めだから、ここに泊まろうが、遅くに家に着こうが、なんとかなるだろう。
「お待たせハジュニヒョン。行こうか。
会計いくら？俺も出す。」
「出さなくていいの。今日は俺の奢りって約束したのユンギじゃん。」
「こんな高いとこを想定してなかったから言っただけだし…。」
少しむすっとした顔で後ろを着いてくるユンギ。弟がいたらこんな感じなのかな。かわいい。
「ここからちょっと歩くけど、酒もうまいし店の雰囲気も良いんだ。」
機嫌を持ち直し、そう言うユンギに手を引かれて歩くこと5分弱、一見何の店かわからないバーに着いた。
ユンギが言うだけあって、シックな内装と流れてるジャズがよく合う良い雰囲気。2人でカウンターの端に座る。
たまに生演奏やってるんですよ。とダンディなマスターが教えてくれた。
ウォッカ、テキーラ、カクテル。いろいろ酒を飲むけど、いつもユンギと飲むシャンパンは今日は飲んでいない。
ユンギはスクリュードライバーとかテキーラサンライズとかを飲んでいる。たまに俺にも一口くれる。
存外ユンギは甘党なのかもしれない。ただ、どれもカクテル言葉が恋愛系だから女の子と来るときは気を付けた方がいいと教えた方がいいだろうか。
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ruru_chandayo00(プロフ) - 続き気になりすぎです、、ユンギ頑張って、、 (10月16日 14時) (
レス) @page32 id: 9f9b345cea (このIDを非表示/違反報告)
にしむら - あわわ、好きすぎます...!更新嬉しすぎてぶっ飛びます！wwこれからも頑張ってください！ (2022年12月24日 14時) (レス) @page32 id: d8014ebbb9 (このIDを非表示/違反報告)
Rara(プロフ) - また更新してくれていてこの作品大好きなのでとっても嬉しいです！！！更新頑張ってください！！ (2022年9月26日 1時) (レス) @page30 id: d3a5a80530 (このIDを非表示/違反報告)
間宮るぎ(プロフ) - jimizukoさん» コメントありがとうございます。長らく放置していたら自動的に完結になっていました···。また少しずつ更新していきますので、見ていただけたら嬉しいです。 (2022年9月25日 18時) (レス) id: 686a146e94 (このIDを非表示/違反報告)
間宮るぎ(プロフ) - pcmtpokさん» いつもコメントありがとうございます！また少しずつ更新するので、見てくださると嬉しいです！よろしくお願いします。 (2022年9月25日 18時) (レス) id: 686a146e94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：間宮るぎ | 作成日時：2021年8月12日 20時
