キスが呪い？【ONE PIECE】続 (ページ25)

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23、事件ページ25

『私Aって言います。今日はハイラムさんの書いた本について聞きに来たんです。』

ビ「ビンガムと呼んでくれハイラムという名は好きじゃない。で、、、？何について聞きたいんだ」

ロ「単刀直入に言う、お前にオーク島について聞きたい」

ビ「........何だって？」

『ビンガムさん、私たちオーク島に行きたいんです!オーク島の歴史書を書いたビンガムさんに』

ビ「帰ってくれｯｯｯ！！！！！！」

急にビンガムさんが怒鳴り、机を強く叩く。

ビ「悪いがこれ以上話すことは無い。帰ってくれるか」

ニ「ふぁぁあああああ、、、Aしゃん、この人すごく怒ってるデシぃ、、、、」

今まで透明だったニュムペーがビックリして出てきてしまう。

『ご、ごめんね、私たちが怒らせてしまった、、、、』

ビ「待ちなさい、、、それは、、、それは何なんだ、、、、、」

今まで座っていたビンガムさんが立ち上がり、驚いた顔をしながらこちらに近付いてくる。

『えっと、、その』

ロ「オーク島の精霊だ」

ゴクリとビンガムさんは唾を飲み込むと自分を落ち着かせるように声を出す。

ビ「........それは本当か、、、、、、？嘘だったら承知しないぞ、、、、、、」

ロ「本人に聞いてみろ」

ビ「き、君は本当にオーク島の精霊なのか、、、？」

ニ「そうデシよ！！僕はオーク島の木の精霊、ニュムペー、デシ！」

ビンガムさんは驚いた顔のまま私やロー、ニュムペーを交互に見て、髪の毛をムシャムシャと掻き始める。

『最近、ザ・モール島で生まれたそうです。オーク島に帰りたくて私に着いてきたんです。』

ビ「えーと、、、」

すると積み上げてあった本をガラガラと倒し、間に挟まっていたノートのようなものを引っ張り出す。

そのノートをペラペラと捲りながらビンカムさんは慌てた様子で話し始めた。

ビ「今から200年前のことだ、ニコルズ島の郊外に住む20歳の女性がオーク島の妖精を島に返すと言い残し、消失。

それから40年後、今度はチャップ島の23歳の女性が木の精霊と森で会ったと話した次の日に失踪。

そのまた40年後にはストライド島の21歳の女性がオーク島に行くと言った後その島の海岸で亡くなった状態で見つかった。

そのまた40年後にはエドウッズ島の女性が森に入ったまま出てこなくなり、彼女の衣服の切れ端と木の実の殻が後に見つかったそうだ、、、」