キスが呪い？【ONE PIECE】続 (ページ19)

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18、妖精ページ19

『ねぇ、最近食べ物無くなること多くない？』

ロ「どいつがやってるのか知らねぇが見つけたら1週間飯抜きだ」

『人数分くらいは用意してるのにそんなにお腹減ってるのかな』

ロ「おい、静かにしろ」

『え、何どうしたの急に』

ロ「何か音がする」

耳を澄ませるとどうも部屋のクローゼットの方からゴソゴソと音が聞こえる。

『え、何、お化けじゃないの？！えっいやネズミ、、きっとネズミよ、、、、！！』

ロ「お化けなんていねぇ！！」

『わわわわわかんないじゃない！！ローが開けてよ！！！』

ロ「分かったから、開けるから押すな！！！」

ローがクローゼットの取手に手を乗せ、一気に開く。

？「ーーーーーー！！！ゴメンなさいなのデシ許してくれなのデシ死にたくないのデシ！助けてくださいなのデシ！！！！」

ロ「なんだコイツは、、、、」

『可愛い、、、』

クローゼットの中にはパンやフルーツが沢山積み上げてあり、その真ん中に小さな小さな

『妖精、、、？』

？「ぼぼぼく！ニュムペーって言うデシ！怪しい者では無いデシ！！人間には木の精霊って呼ばれてるデシ！ごめんなさいデシ！お腹減ってたのデシ！食べないでくださいデシ！！」

ロ「で、なんでこの船に居るんだ」

ニ「僕らは、僕らの島特有の植物の種から生まれて来るんデシけど生まれたら僕の島じゃ無かったのデシ、、、この魔法使いさんが優しそうだから一緒に着いてきたデシ。僕のホントの島に連れて行って欲しくて、、、」

ローがジトーとした目で見つめてくる。

どうせトラブルメーカーだって思ってるんでしょ、、、

『私の事魔法使いって分かるんだ、、、えっと、ニュムペー君の島は何て島なの？』

ニ「オーク島って言うデシ」

ロ「オーク島だって、、、、？」

『ねぇロー、連れてってあげよう？可哀想だよこのままじゃずっと自分の家族にも会えないんだよ。こんな小さな体で海を渡るのは大変そうだし、、、、』

ロ「ダメだ。見ず知らずのやつを助けてやる義理はない。」

『え〜？！ローの意地悪！！血も涙も無いのね！！』

ロ「なんと言おうとダメだ。すぐ近くの島になら下ろしてやる。」

ニ「ﾋｯｸﾋｯｸ、、、、そうデシよね、、、無理を言ってごめんなさいなのデシ、、、、」