45話 ページ46
日向「これだけは信じてくれ。俺を信じろ。俺はAを嫌いになったり突き放したりはしない。」
貴方「え...」
私は創を突き放した挙げ句、凪斗と手を組んでしまっている。
日向「だから...俺の方に来てくれよ...」
貴方「創...」
私を救ってくれた凪斗を裏切られない。
でも、愛する創がこう言ってくれている...
私はどちらに行けどもどちらかの絶望の顔を見ることになる。
考えているうちにビーチハウスについた。
ガチャガチャガチャ
貴方「こっちは真昼ちゃんの死体があるから開けられないよ。」
日向「そっか、じゃあ回らないとな。」
表のドアの方にいくと、凪斗がいた。
狛枝「きたきた、じゃあ早速中に入ろうか。」
ガチャッ
ソニア「狛枝さん!?」
左右田「うおっ!何でテメーがここにっ!?」
狛枝「やぁ、左右田くん...その節は手加減してくれてありがとう。お陰でコブが残るくらいで済んだよ。心の広さも超高校級だね」
貴方「左右田くん、そんなことしたんだ」
左右田「うぐっ!」
ソニア「3人とも、いいところに来てくれました!号外ですよ!大変な発見をしてしまいました!」
罪木「あのぉ、きっとソニアさんほどじゃないと思いますけど...私も、ちょっと気づいた事があって...」
日向「罪木もか?」
狛枝「うん、いいね。捜査もクライマックスって感じに盛り上がってきたみたいだね。」
貴方「犯人を突き止めれるって言いなよ。そこはさ」
狛枝「ははっ、そうだったね」
日向side
狛枝とAのやり取りを見てると、羨ましい気持ちになる。
本来は俺が狛枝の立場なのになって。
二人共身長が高くて、モデルみたいで...美形な顔立ちだし......お似合いなんだろうなって、思いたくないけど!思ってしまうときがあるんだ。
幼馴染みなだけで、俺の一方的な気持ちだからあまり踏み込めないのも現実。
ただ、狛枝とAが行動を始めてから、Aの前まで活気づいていた性格が少し変わったような気がした。
まぁ殺人が起きているから無理ないよな...
貴方side
貴方「まず、ソニアは何を見つけたの?」
捜査中は真剣モード
ソニア「ほら!小泉さんの死体の脇に落ちていた、『太陽の魔女♪えすぱぁ伊藤ちゃん』のお面ですよ!」
日向「あぁ、犯人が顔を隠すために使ったやつか」
101人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うじっしー(プロフ) - あぷりこっとさん» ありがとうございます!( =^ω^) (2017年8月1日 20時) (レス) id: 5605ee3bc8 (このIDを非表示/違反報告)
あぷりこっと(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください!! (2017年8月1日 20時) (レス) id: 195e6d6558 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:うじっしー | 作成日時:2017年7月30日 16時