スーパーダンガンロンパ2～消え行く仲間と私の...～ (ページ20)

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１９話ページ20

狛枝「だから、最後には希望が勝つ！僕はそう確信してるんだ！」

日向「こ、狛枝...お前どうしたんだ？」

狛枝「え、なにが？」

日向「お前ずっと言ってたよな？俺達の中に犯人なんているはずないって！」

狛枝「そうだっけ？そんなことより、事件の事について話し合おうよ。とりあえず、停電を誰がしたか...」

貴方「...」

全く犯人に繋がる情報がないし、狛枝くんがおかしい。

狛枝「仲間同士でこんなことしたくないよ！」

花村「ぼ、ぼくもだよ...」

狛枝「僕らは仲間じゃないか...だから、殺人なんて起きるわけないんだよ」

日向「じゃあなんで十神は死んだんだ！」

貴方「この中の誰かが...十神くんを殺したから、しかないよねー」

全員が恐れおののく目でこちらを見る。

狛枝「Aまでやめなよ、そんなこと言うの。どうせ犯人に繋がる証拠はないんだし。」

七海「それは違う！...と思うよ。だって、犯人に繋がる証拠ならもう見つかってるじゃん？」

田中「見つかってる...だと？」

七海「怪しい人の手がかりならあると思うよ？」

狛枝「じゃあ、いってみてもらえるかな？」

七海「まず、犯人があの停電のなかでどうやってナイフを手にしたのか考えてみよっか。」

狛枝「夜光塗料を使ったんでしょ？」

七海「それより前だよ」

日向「小泉が割り出した立ち位置を見て考えてみよう」

日向「犯人は卓上ランプのコードを使ってテーブルに近づいたんだ。」

七海「それができるのは一人しかいないんだよね」

花村「それって誰のこと？？」

日向「狛枝、なんじゃないか？」

狛枝「ぼくが？でも、横にAがいたし...」

日向「お前の所にコードがあるうえ、朝から大広間の掃除をしてたんだよな、ならナイフを仕掛ける隙もたくさんあったはずだ。」

狛枝「そ、それは...」
　

狛枝くんが掃除当番のくじ引きを作ってたし...

　

みんなが攻めていく。

貴方「みんな待って！犯人とはまだ言えないんだから...そんなきつくは...」

日向「分かってる、でも、一緒に捜査してあんな優しい狛枝がそんなことするなんて思えないんだよ！なにか反論があるならいってくれ！」

狛枝「...は...あはははははははははははははははは！！！みんなが絶望に立ち向かう姿、美しいよ！」

貴方「こ、狛枝くん...？」

狛枝「結論から言うとそう、大正解！全部ボクの仕業だよ。」