心にstruggle!! 2【灼熱カバディ】 (ページ26)

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Struggle75 ページ26

水澄side

水澄｢だからこれは…喧嘩っしょ｣

伊達｢ふっ…なるほどな｣

俺たちは走りながら拳を合わせた。

貴方｢あ！！2人ともーー！！｣

水澄・伊達｢｢？｣｣

急に大声をかけられたし暗いから最初は誰か分からなかったけどそこにはAが居た。

貴方｢水澄くーん！！伊達くーん！！｣

伊達｢おぉ！Aか！どうした！｣

そういや今日は真とA2人で帰ってたな。

そういえば今日井浦さんとAのやり取り休憩時間に見ちゃったけど、とにかく今は部活に専念しなきゃな。

やっぱ俺部活好きだな。元カノだって部活が大切で…

貴方｢ランニングー？？｣

水澄｢そうだけど！！｣

伊達｢お前もランニングするかー！！｣

貴方｢絶対やだー！！！｣

遠距離で大声での会話が続く。

彼女の手には食材の入ったスーパーの袋。

貴方｢そうだ…！ランニング終わったら家でご飯食べてかない？？｣

俺は真と顔を見合せた。

伊達・水澄｢｢おう！！！｣｣

くそぉ……何だかんだAに弱いな…

今日はランニングを切り上げ、彼女の家に向かった。

伊達｢や、やっぱデケェな。｣

何度見てもAの家は大きかった。

貴方｢はいはい、ほら入って！｣

初めて入るAの家。

先を歩くAがこちらを振り返った。

貴方｢あ、因みに高校に入って家にはいるの親友以外君達が初めてだよ！｣

うっそ！マジかよ！！！

伊達｢やったな、水澄｣

バシンッ

真が笑顔で俺の肩叩くけど力つえぇわ！！！

水澄｢そ、そうだな///｣

こんな汗まみれの男二人入れてくれるなんて優しいな。

貴方｢ほら、このタオル使って。テレビでも見て待っててねー！｣

Aの家は案外寮からも近いから長居でき……って俺そんなこと考えてんじゃねーよ！

俺はオープンキッチンで料理をし始めるAとテレビを交互に見ていた。

伊達｢今日親は大丈夫なのか？｣

貴方｢うん。多分帰ってくるの日跨ぐから大丈夫だよ｣

伊達｢そうか｣

なんかこいつらが夫婦に見えてムカつく…！！

伊達｢高校で男入れるの俺達が初めてだとよ｣

水澄｢な、なんだよ急に…！｣

伊達｢お前と感情は違えど嬉しいなって｣

水澄｢////｣

真にもバレバレかよ…俺の気持ち！