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Struggle34 ページ35

貴方side





現在【奏和2点-能京3点】





攻撃→奏和 高谷
守備→能京 5名






高谷「カバディ……カバディ…」





井浦「ここ止めればデカいぞ!」





4人「「おうっ!!」」





出だしの流れは好調だった。




この後点数はあちらに転ぶかこちらに転ぶか……





高谷「カバディ…」




とその時、高谷が私と正くんの方を見た。




こっち見るな!!!←







宵越「っ!!」





不意をついて宵越くんが高谷に飛びかかった。




水澄「馬鹿!そこ敵陣近すぎ!」






井浦「いや、気づいていない……!」






貴方「……っ!」






あれはきっと気づいてないふりだ!







『Struggle!!』






宵越くんが触られた……!






宵越「!?」





高谷「カバディ、カバディ…」





何故か宵越くんは動けずにいた。





井浦「止めろ宵越!今守備5人だ!ボーナスライン超えて1点狙ってる!!」





『bonus!!』




ボーナスライン踏まれた!






水澄「握ってる点数全部落としてけ!」





他のメンバーが帰らせまいと高谷を囲む。






高谷「カバディ…カバディ…」






『Struggle!!』


『Struggle!!』





貴方「う…そでしょ……」





王城「……」




井浦「クソッ!!」





宵越君に次いで井浦さんと水澄くんが触られた!






水澄「帰すかよ……!」





倒せ……倒せ!!






水澄「何!?外から!?」





高谷はコートのサイドから陣地へタッチ……







ピーーーー!!!






女子軍「「きゃぁぁぁぁあ!!!♡」」





奏和に4点が加算。



ここで、能京と奏和の差は3点。





宵越「コートの外出てたぞ!!」



井浦「着地は自陣に戻ってた。得点だ。」





ボーナスラインを超えて1点、Struggle3点……





やっぱり一筋縄では行かない。






宵越「っ……」






高谷「聞き飽きたなぁ……敗者の愚痴も歓声も聞き飽きた。」






宵越「……敗者…?」







高谷「長い手足はこうも使える。3点で満足しちゃダーメ」





宵越「(怒)」





明らかに高谷は宵越くんを挑発していた。






貴方・王城「「……」」






点が入ってから私も正くんも沈黙。





井浦「俺らOUTだ。コート出るぞ、宵越」





3人OUT。




コートに残るは伊達くんと畦道くん……







貴方「残ったメンバーにレイダーがいない…!」






この試合、どうなるんだろうか?

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作者名:うじっしー | 作成日時:2021年5月4日 2時

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