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Struggle28 ページ29

貴方side
練習試合当日


〜奏和高校〜




王城「能京高校!!カバディ部!!」




能京全国「「宜しくお願いします!!」」





能京高校カバディ部一同、奏和高校の体育館の入口にてご挨拶。



この感じも久しぶりで何かいいなぁ!





選手「控え室ご案内します!」





1列になって体育館の隅を歩いた。





選手「あの人が王城さんか…てか細いな!」





選手「何だあの坊主頭。」





選手「てかあれ、サッカーの不倒じゃん」





水澄「やっぱお前すごいんだな」




本当に有名なんだね…宵越くん……





選手「6人だけなのにマネージャー!?しかもくそ可愛いんだけど」




選手「うわー、俺らもあんな可愛いマネージャー欲しー!」




水澄「(何とも言えない感情)」






そして、六弦さんらしき人が現れた。






六弦「よく来たな。友よ」





王城「久しぶり!六弦!」





めちゃくちゃ優しそうな人…!




なんだ、意外とこのチーム良い人だらけなのかも。



強いチームはプライドが高くて性格悪いと思ってた←




宵越「あれが奏和の部長?仲良いんだな」



井浦「そう見える?」






王城「今日はよろしく」




バチンッ!!



正くんが握手しようと差し出した手を六弦さんは叩き返すだけ。




宵越「え…」







六弦「怪我で休養とは情けない。自己管理も出来ない奴が部長なんてチームが可哀想だ」





王城「うちのチームの子達は出来る子が多くてね、偉そうに激を飛ばさなくてもサボる子なんていないから(黒笑)」





あの二人の空間だけ悪天候。





伊達「…バチバチしてるな……」



貴方「そ、そうだね…」





六弦「しかしうちの後輩のセンスは…」



王城「それを言ったらこっちも…」






宵越「後輩自慢やめろ…!」





王城・六弦「「ふっ」」




2人は1瞬だけ微笑み合った。




六弦「だが今日は勝たせてもらう」




王城「それもこっち…」




六弦「ふっ……王城の友人も宜しくな。」





井浦「………」





井浦さんも六弦さんと面識あるのか。



でも井浦さんはあんまりいい印象持ってなさそうな感じだった。




ーーーー



選手「控え室こちらですー!!」




ガチャっ





高谷「いらっしゃいませー!」




選手「た、高谷先輩!?」





高谷「ご挨拶に!さぁどうぞどうぞ!」






この人が高谷煉……



1人でこの部屋でスタンバイしてたと思うと笑えてきてしまった。

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作者名:うじっしー | 作成日時:2021年5月4日 2時

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