episode153 ページ7
シャーロック「俺は仕事柄いろんな犯罪者を見てきたが、その中でどうしても許せねえ奴がいる。他人を自分の意のままに動かし悪事に手を染めさせ、自分だけは安全な場所で高笑いをしているような人間……つまりお前だ!!」
ということは、ホームズもウィリアムが義賊だと分かってた!?
シャーロック「…アム…そうだよな?お前がここにいるってことは間違いなくそうだったんだ……ふっ……ハッハッハッ!そうだよなリアム!!そうだよな!?良かったよ!お前で!!」
チャールズ「!?」
シャーロック「はぁー!まじで良かった!…俺は正直、お前じゃなきゃ嫌だったんだ。お前であって欲しかったし、お前でなきゃダメだった。だから今ここにいるのがお前で本当に嬉しいぜ」
貴方「あら……ミルヴァートン様?」
接点があることを知らなかったのか、彼は慌てふためき顔色が悪くなっていた。
チャールズ「さ…さっきから何の話をしている!?答えろ!!」
シャーロック「…リアム、俺は結婚を控えた相棒を救いたい、それで俺がどうなっても構わねえと思っている。お前はどうなんだ、世間に名前を晒されてもいいのか?」
ウィリ「えぇ、元よりそのつもりです。」
貴方「シャーロック・ホームズ……私はウィリアムの姉ですわ……私だって彼を最後まで守り抜きたい……だって、姉弟ですもの!(ニコッ)」
シャーロック「姉弟…か……なら、結論は出たな。」
チャールズ「!?待てホームズ!!撃つつもりか!?私を殺せば…!あ、あの証拠も公表されるんだぞ!?それでもいいのか?」
シャーロック「はっ!明らかに嘘だな、お前の性格からしてもしそれが本当ならさっきの話の途中で一緒に釘を指してたはずだろ?それにお前…本心をm…」
貴方「本心を見透かされて焦った時、奥歯を噛み締める癖がある…ですか?」
シャーロック「(や、やるじゃねぇか…)」
チャールズ「!?」
ギリッ
貴方「あら、また歯ぎしり…」
シャーロック「今まで気づきすらしなかったんだろ?これが人生初のピンチだからな」
ミルヴァートンの背には海が広がるバルコニー。
シャーロック「退場の時間だ、ミルヴァートン……」
私は刃を取りだした。
バンッ!!
彼はバルコニーから逃げようとしていた。
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うじっしー(プロフ) - 梓さん» コメントめちゃくちゃ嬉しいです!!そのお言葉で更新頑張れちゃいます!ありがとうございます!! (2021年4月13日 18時) (レス) id: d3a8c31e55 (このIDを非表示/違反報告)
梓 - 更新ありがとうございます!!更新の話数が多くてとっても嬉しいです!これからも楽しみに読ませていただきます(≧∇≦) (2021年4月13日 18時) (レス) id: 4a35916047 (このIDを非表示/違反報告)
うじっしー(プロフ) - アルパカさん» いつもいつもありがとうございます!アルパカさん大好きだァァ! (2020年12月11日 17時) (レス) id: d3a8c31e55 (このIDを非表示/違反報告)
アルパカ - 早い、早いぞパート4!そして面白いです!これからも更新頑張ってください!!! (2020年12月11日 17時) (レス) id: e49c543ba9 (このIDを非表示/違反報告)
うじっしー(プロフ) - 心美*°(見る専門)さん» 投稿をして誤字の見直しをしていたらこんなにも早くコメントを頂けるなんて!前回のPartでもコメントありがとうございますヽ(*^^*)ノ頑張りますねっ (2020年12月11日 0時) (レス) id: d3a8c31e55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うじっしー | 作成日時:2020年12月11日 0時