episode138 ページ42
ーロンドン地下鉄工事現場ー
NO side
男「ま……待ってくれ!俺はあんたらの言うとおりにホワイトリーを狙った犯人を殺したのに…っ!助け……あ……ッが……!!」
ゴシャッ!!!!!
助けを乞うていた男は、強靭な肉体の男の両手で頭を砕かれてしまった。
その奥からまた怪しげな弟……
?「よし……この警官も死体は発見されるようにっていうミルヴァートン様からの指示だ……次のターゲットは……」
その男の手には少年の写真……
?「サム・ホワイトリー……議員の弟だ。」
チャールズside
先日ホワイトリーが私の元に貴族院の汚職の書類を店に来た。彼は私が貴族院のトップだと思っていたようだ。
もちろん私は貴族院の"代理"である。
ホワイトリーの家族に手を出したらこの書類を公表する?
私には痛くも痒くもないのだよ。
だって私は貴族院でも何でもない。ただのコンサルタントだ。
私は"脅迫王"。脅迫は私に通用しない。
ーミルヴァートン邸ー
ホワイトリー議員の警備係のスターリッジ警部に、サム・ホワイトリーを殺さなければ奴の家族の命はないと脅迫しただけで、彼はすぐに殺しにかかったと。
チャールズ「報告ご苦労。"準備"は整ったというわけだな……」
ハリー「……ミルヴァートン様は本当にこのやり方が好きですね」
チャールズ「……皮肉にも聞こえるが…不服なのか?」
ハリー「いえ?俺もゴズリングも楽しませてもらってる立場なんで」
怪しげな男はハリー。そしてこの強靭な肉体の男はゴズリング。
私の仲間だ。
チャールズ「ふっ……ところで、ハリーお前、選手を読んだことあるか?」
ハリー「……水をワインに変えたとか何とかのあれですか?」
チャールズ「何も聖人達の逸話を読めと言ってる訳じゃない。我々が読むべきは、そこに出てくる悪魔の話だよ。」
『悪魔はなぜ人を誘惑し、悪に手を染めさせようとするのか。答えは簡単だ。彼らにとっては善き行いをする者に、悪事を働かせることこそが最高の娯楽だからだ。』
チャールズ「有史以来、悪事ほど人間にとって魅力的な物はこの世になかった。それ故禁じられた愉悦として、聖書には描かれているのだ」
ハリー「禁じられた愉悦……」
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うじっしー(プロフ) - アルパカさん» そうなんですよ笑笑もうPart3で自分でも驚いてます!ありがとうございます!! (2020年12月6日 18時) (レス) id: d3a8c31e55 (このIDを非表示/違反報告)
アルパカ - パート3早いですね!驚きました!とても面白いです!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2020年12月6日 18時) (レス) id: e49c543ba9 (このIDを非表示/違反報告)
うじっしー(プロフ) - 聖奈☆彡さん» Part2に引き続きコメントありがとうございます!そんなそんなっ!そんな言っていただけるなんて(><)有難いです!頑張りますね! (2020年12月6日 14時) (レス) id: d3a8c31e55 (このIDを非表示/違反報告)
聖奈☆彡 - 更新早い!wwwもう大好きです!アルバートとの( *´艸`)が入ってきていて興奮しました。個人的にお金出せるくらい面白いです (2020年12月6日 13時) (レス) id: 66ac8b3928 (このIDを非表示/違反報告)
うじっしー(プロフ) - 心美*°(見る専門)さん» 段々話がもっと難しくなってくので夢主を組み込んでいくのが難しくなりそうですが、そう言って頂けて本当に嬉しい限りです!ありがとうございます! (2020年12月6日 0時) (レス) id: d3a8c31e55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うじっしー | 作成日時:2020年12月6日 0時