episode134 ページ38
ー翌日 ノースクロスパークー
今日、ここでホワイトリー議員が落成式を執り行うとされている。
馬車におりてすぐ、私は驚いた。きっとウィリアムもアルバート様も思っただろう。
貴方「驚きましたわね…この辺は元々廃工場が立ち並んでおり、犯罪の温床として危険なエリアだったのでしたが…」
ウィリ「えぇ姉さん。こうしてノースクロスパークとして美しく再開発されたのはホワイトリー議員の功労によるものです。その完成を祝うセレモニーがこれから行われます。」
アルバート「あぁ。ここでホワイトリーの人間性を確かめようじゃないか。」
ウィリ「…行きましょう。」
私はアルバート様とウィリアムの間を歩く。
会場にて、簡易装飾された舞台に人々が群がっていた。
壇上には5人の議員に区長、そしてホワイトリー議員がいた。
区長「市民の皆さん、こんにちは。区長のデンプスターです。本日こうして皆様にこの公園の完成をご報告でき、大変嬉しく思います。思い返せば、この公園ができるまでの道のりは平易なものではありませんでした。」
人々の拍手が止まらなかったが…
区長「治安の問題、土壌の問題…そして最大の問題…それは……そこにいるアダム・ホワイトリー議員に他なりません！！議員は何と1度決まりかけたこの公園の計画を白紙撤回させたのです！！」
その瞬間、会場が悪い意味でざわついていた。
『ホワイトリー議員が！？』
『本当なのか！？』
ホワイトリー「………」
区長「その上で彼はご自身が設計されたというご自慢の新しい図面を、強引に！！我々に押し付けてきたのです！その結果！当初の予算を大幅に上回り、1時は公園の建設計画自体が頓挫しかねない状況に陥りました！！」
議員「ホワイトリー議員はここを犯罪の温床のままにしておきたかった…という事かな？」
議員「その通りだ！」
あの人たちはきっとホワイトリー議員反対派の貴族院の方々。
その後も区長の嘘っぽいいやらしい演説が続いた。
貴族院の人々がこの公園を作ったと…
区長「では、代表してスペンサー議員にご挨拶いただきましょう！！」
スペンサー「市民の皆様、この喜ばしい日にこのような話をするのは心苦しいのですが、この場を借りて一言申し上げたい…」
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うじっしー(プロフ) - アルパカさん» そうなんですよ笑笑もうPart3で自分でも驚いてます！ありがとうございます！！ (2020年12月6日 18時) (
レス) id: d3a8c31e55 (このIDを非表示/違反報告)
アルパカ - パート３早いですね!驚きました!とても面白いです!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2020年12月6日 18時) (レス) id: e49c543ba9 (このIDを非表示/違反報告)
うじっしー(プロフ) - 聖奈☆彡さん» Part2に引き続きコメントありがとうございます！そんなそんなっ！そんな言っていただけるなんて(><)有難いです！頑張りますね！ (2020年12月6日 14時) (レス) id: d3a8c31e55 (このIDを非表示/違反報告)
聖奈☆彡 - 更新早い！ｗｗｗもう大好きです！アルバートとの( *´艸｀)が入ってきていて興奮しました。個人的にお金出せるくらい面白いです (2020年12月6日 13時) (レス) id: 66ac8b3928 (このIDを非表示/違反報告)
うじっしー(プロフ) - 心美*°(見る専門)さん» 段々話がもっと難しくなってくので夢主を組み込んでいくのが難しくなりそうですが、そう言って頂けて本当に嬉しい限りです！ありがとうございます！ (2020年12月6日 0時) (レス) id: d3a8c31e55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うじっしー | 作成日時：2020年12月6日 0時
