episode111 ページ15
ー休日ー
昨日は呼び出されたボンドと内通者のパターソン、レストレード警部やシャーロック・ホームズのお陰で冤罪をかけたアータートン警部の裏帳簿を見つけることができた。
アータートン主任警部は更迭された。
今回の冤罪以外にもかなり多くの冤罪を繰り返して自分の地位を確立していたのだ。
シャーロック・ホームズも今頃考えているだろう。今回の事件も犯罪卿が裏で関わっていたと考えるのが妥当……だと。
貴方「先生！ありがとうございます！」
ジャック先生は紅茶を入れてくれた。
ジャック「ワシに敬語なんて使わずとも……」
貴方「先生は先生ですからね。身分なんて家では関係ありませんわ。」
アルバート「ふふっ。なんともAらしいね。」
貴方「そうだ！アルバート様！今日は久方ぶりに2人で外出しませんか？」
アルバート「いいね。港の方でも行ってみようか。」
久しぶりのお出かけ。
いつも彼は忙しくて、一緒に過ごすとしても家で読書をしたりガーデンを見たりと余り外出をする機会がなかった。
馬車に乗り、ベイカー街をぬけて港の方へ出てきた。
貴方「わぁ、今日はとても天気がいいですわね。家にいるのと外に出るのとはまた違った感じですわ。」
アルバート「ふふっ、外ではしゃぐ君を見るのも大好きだよ。」
貴方「////貴方、いちいち照れさせてくるのなんなのですかっ！///」
アルバート「そんなつもりは無いんだけどね。ただ本音を言っているだけだよ。」
私達は港のベンチに腰かけた。
貴方「……私には少し覚悟が薄れてきたのかもしれません。」
アルバート「どうしたんだい？」
ウミネコと波の音がひとつの奏音(ハーモニー)のように聞こえる。
貴方「私達……義賊であり、この世界を良くするために悪党になっていますわよね。例え世界を良くする為と言っても私達の手は汚れている。」
アルバート「……」
貴方「ならば私達も最期にはシャーロック・ホームズのような善人に罰せられるでしょう。いいのですそれでも。ずっとそれでも世界を変えようとモリアーティ家で生きてきましたから。」
アルバート「それは勿論私もだよ。」
貴方「だけど怖いのです。幸せを感じる機会が多い今、全てが壊れて無くなる事に恐怖を感じてしまっている……」
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うじっしー(プロフ) - アルパカさん» そうなんですよ笑笑もうPart3で自分でも驚いてます！ありがとうございます！！ (2020年12月6日 18時) (
レス) id: d3a8c31e55 (このIDを非表示/違反報告)
アルパカ - パート３早いですね!驚きました!とても面白いです!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2020年12月6日 18時) (レス) id: e49c543ba9 (このIDを非表示/違反報告)
うじっしー(プロフ) - 聖奈☆彡さん» Part2に引き続きコメントありがとうございます！そんなそんなっ！そんな言っていただけるなんて(><)有難いです！頑張りますね！ (2020年12月6日 14時) (レス) id: d3a8c31e55 (このIDを非表示/違反報告)
聖奈☆彡 - 更新早い！ｗｗｗもう大好きです！アルバートとの( *´艸｀)が入ってきていて興奮しました。個人的にお金出せるくらい面白いです (2020年12月6日 13時) (レス) id: 66ac8b3928 (このIDを非表示/違反報告)
うじっしー(プロフ) - 心美*°(見る専門)さん» 段々話がもっと難しくなってくので夢主を組み込んでいくのが難しくなりそうですが、そう言って頂けて本当に嬉しい限りです！ありがとうございます！ (2020年12月6日 0時) (レス) id: d3a8c31e55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うじっしー | 作成日時：2020年12月6日 0時
