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54話 ページ7

後日ーーー




貴方「悲鳴嶼様!!ありがとうございました!!」





悲鳴嶼「今日もよく頑張った。確実にAは強くなっている。これからも精進せよ」




貴方「はい!」





今日も悲鳴嶼様に特訓を付けてもらっており、約4時間みっちり見てもらった。





練習着はぐっしょり汗をかいてベチョベチョだった。





貴方「あついなぁ……」





丁度1週間ほど前、自分の日輪刀を刀鍛冶の里の長、鉄珍さんに打ち直して貰えるよう出していた。



少しデザインも変わるんじゃないかなぁ??






貴方「帰ったらお風呂にでも入りましょうかね」





特訓により、体がアザや傷だらけで湯に使って疲れをとりたかった。






甘露寺「Aちゃん!!」




貴方「蜜璃ちゃん!!どうかしました??」




甘露寺「いまから刀鍛冶の里に日輪刀取りに行くんだけれど、Aちゃんも出していたら一緒に行かない??」




貴方「そうね……!丁度温泉にも入りたい気分だし、一緒に行きましょうか!」





蜜璃ちゃんはやったー!!と飛び跳ねていた。




1度姫屋敷で着替えを済ますまで待ってもらい、そして、一緒に刀鍛冶の里へ向かった。





(姫屋敷不在時、いつものあの二人の男が覗きに来ていたのは言うまでもない。風&水柱)







〜刀鍛冶の里〜




貴方「鉄珍さん!お久しぶりです!」




鉄珍「おぉ!よくぞ来た!!この際はゆっくり風呂に浸かったり、美味しいご飯をたらふく食べて帰るんじゃぞ」




甘露寺「嬉しいわ!(ニコ)」



私達は顔を合わせて微笑んだ







ー温泉ー



お互い素っ裸になって湯に浸かる。



普段肌を出さない私と、露出度の高い蜜璃ちゃん。




甘露寺「Aちゃん、お肌白くて綺麗なのに、そんな怪我しちゃって……」




貴方「あぁ……これはね…ケガじゃないですよ」





甘露寺「??」





貴方「自分で言うのもなんだけど、頑張った証です!(エヘヘ)」







甘露寺「何だか、煉獄さんが言いそうな言葉だね……(微笑み)」





蜜璃ちゃんは優しい笑顔でこちらを見ていた。





貴方「杏寿郎様……」





空を見上げ、杏寿郎様のことを思い出す。





甘露寺「き、杏寿郎様ってそんな関係だったの!?////私が照れちゃうっ///」




貴方「あっええとっ!///ち、違うの///」






甘露寺「わぁぁあ!照れてるAちゃん可愛すぎるわ!」





彼女と話していると、もう居ないはずの杏寿郎様がまだ居るような気持ちになった。

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作者名:うじっしー | 作成日時:2020年8月20日 21時

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