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43話 ページ45

善逸「(アホだな……アホを司ってるな、間違いなく。)」




伊之助「俺は山の王だ。よろしくな、祭りの神。」




宇髄「何言ってんだ?お前。気持ち悪いやつだな。」




え!?!?



宇髄様の返しに…私は衝撃を受けた。



貴方「で、これからどうするんです?」




宇髄「花街までの道のりの途中に藤の家があるから、そこで準備を整える。着いて来い。」




私と宇髄様はすごい速度で藤の家へ。





後々、へとへとになった3人が追いついた。






藤の家の方に、宇髄様はあれやれこれやれと偉そうに指図し、茶を飲んで落ち着いたところで。。




宇髄「遊郭に潜入したら先ず俺の嫁を探せ。俺も鬼の情報を探るから。」



善逸「とんでもねぇ話だ!!ふざけないでいただきたい!自分の個人的な嫁探しに部下を使うとは!」





宇髄「はぁ!?何勘違いしてやがる!!」





貴方「善逸くん、宇髄様には3人お嫁様がいて、その3人が遊郭に潜入して鬼の情報収集してらっしゃるんです。」





善逸「3人!?嫁!?さ、て、てめぇ!!」






それから宇髄様の説明を受け、


ときと屋の「須磨」


荻本屋の「まきを」


京極屋の「雛鶴」



を探すこととなった。



もちろん潜入組は見習いの遊女の格好になって。




貴方「う、宇髄様……私は……」




宇髄「お前も勿論潜入組な(ニヤニヤ)」





貴方「嫌です!!!話が違います!!!」




なぜ私が!!!



宇髄「柱であるお前には綺麗な着物を用意してもらってるぞ!」




藤の家の人「入物の準備が出来ました…」








貴方「ぜ、絶対嫌だ……宇髄様、呪ってやる……泣」







私、炭治郎くん、善逸くん、伊之助くんは藤の家の方によって着付け、化粧を施された。





私のは本格的な花魁服だったので少し時間がかかった。






貴方「お……お待たせしまし…た……」





宇髄「……」





善逸「(鼻血ブーー!!!)」





炭治郎「き、綺麗すぎ……俺たち横歩けない……」




伊之助「俺たちいらなくね?」





宇髄様は黙ってこちらを見ていた。





宇髄「……嫁にしていいか?」





貴方「結構です!!!!!そんな皆して見なくていいんで、早く行きましょう行くなら!!」




外に出て、花街へ。





おじさん「そ、そこの女性、うちの店で働いてくれないか?」




貴方「え……」





宇髄「あれは関係ない店だから無視でいい。」








私、こんなことするために特訓してた訳じゃないのに……

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作者名:うじっしー | 作成日時:2020年8月13日 2時

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