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27話 ページ29

数日後ー





貴方「今日は茶柱が立たない……」





茶を立てても茶柱が立たず、朝からあまり良い調子では無かった。




そんな中……夕方になり、煉獄様は御館様からの徴収に出向いていた。







貴方「煉獄様!!次の任務ですか??」





煉獄「うむ…短期間のうちに、列車に乗った40人以上の人が行方不明になっているそうでな。」







貴方「その件については、数名の剣士が派遣されたのでは?」







煉獄「あぁ、全員消息を絶った。俺と竈門少年、黄色い少年、猪頭少年がその任務に立ち会う!」








貴方「もう今から……立たれるのですか?」






煉獄「あぁ!!早く行かねばならぬ!」







すごく嫌な予感がした。




私のいつもの運勢決めは遊びのようなものだけれど……





煉獄「どうした?A!」





貴方「あ、いや……が、頑張って下さいね!!煉獄様が帰ってきた時にまたお料理作って待ってますから!!」




煉獄「ありがとう!それを楽しみに頑張ってくる!!」





煉獄様は私の頭をポンポンと撫でて、歩いていく。






貴方「お気を付けて!!必ずご無事でお戻りください!!」






煉獄様はこちらを振り返り、笑顔で手を振ってそのまま足を進めて行った。





背が見えなくなるまでずっと……見つめていた。






その背中を見ることも……








話すことさえも……








最期になるなんて……









誰も思いもしない。









彼は強い。だから大丈夫……








そういう暗示を自分にかけていた。






(列車での戦闘は夢主出てこないし長くなるのではしょりますごめんなさい!)





煉獄様が任務に出てからすぐ、明日の朝方に帰ってきた煉獄様のためにご飯を作ろうと、買い出しに来ていた。





貴方「明日はお魚にでもしましょうかね!」






好物のさつまいもも沢山買って…




切り干し大根の具材や菜っ葉も買い、ヘルシー思考で!




お豆腐や、味噌、無くなりかけていた調味料も買っておいた。






貴方「やっぱり肉も買っておこうかしら!」






その結果……




両手に持っても持ちきれない量になってしまった。





貴方「ど、どうしよう……」





屋敷まで少し距離がある。



柱や隊員がよく来る市場であるため、誰かに頼もうかと探したが、今の時間帯は任務の準備や仮眠を取っている隊員が多いため、見当たらない。






貴方「意地でも持って帰るか……」

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作者名:うじっしー | 作成日時:2020年8月13日 2時

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