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22話 ページ24

貴方「あ、貴方が……!」





童磨「どう?気持ちは変わった?鬼になりたくなった??」







童磨は私の恐怖に満ちた顔を見てとても嬉しそうだった。




かつて私に良くしてくれていた人達が、鬼となり私への憎しみを持ち、四方からこちらを見ている。



それに恐怖を覚えない人はいないだろう。





貴方「わ、私は……」





童磨「いい答えが聞きたいな。」





貴方「私は……」





謎の圧迫感に汗が止まらない。



このような精神攻撃がこいつの策略だったのか……。



煉獄様……煉獄様お願いします…!どうか援護に来てくださいっ!泣




貴方「私は絶対に鬼にはならない!!!!」






童磨「はぁ、面白くない子だなぁ。四方からかつての配下におぞましい目で見つめられて恐怖の渦の中。この子達が今から全員で君のことを殺しに行く。」





貴方「(ゴクリ……)」





童磨「さぁ、恐怖の底から立ち直ることはできるかな?あはははははは!!!みんな、やってしまえ!!」





童磨はそれだけ言うと去っていった。





鬼達が一斉に襲いかかってくる。




目を瞑り刀を抜く。。






貴方「フゥゥゥゥ…フゥゥゥゥ……姫の呼吸…伍の型。姫刀!!」





全員に姉の幻想を見せる。




その隙に……切れるだけの首を切る!!





ザシュッ!!





ザシュッ!!




ザシュッッ!





ザシュッ!!









貴方「とりあえず4体…ハァハァ」






まだ15体ほどはいる。






貴方「姫の呼吸!参ノk」




宮人(鬼)「おい、卑怯者!」




貴方「!?」





宮人(鬼)「いや、罪人であるな。お前はもう姫でも何でもない。何が姫の呼吸だ!お前は罪人だ!!」




なんで……なんで私ばかり……




いつも私はあんた達との生活に耐えてたんだよ!?



もちろん世話はしてくれてたけど、私が剣術をしたりして女の子らしくないって笑ってたの知ってるんだからね?




姉様ばっかり褒めて、、何度かご飯に髪の毛や塵を入れられていたことだって知ってる。



たまたまなわけが無い。





貴方「何よ……あんた達が被害者ヅラしやがって……」





宮女(鬼)「やっと刀を手にして、お口が悪くなってしまったのね!その口、引っ掻き裂いてやるわ!!!」





貴方「……黙れ。」




ザシュッ!!





宮女(鬼)「きゃぁぁあ!」



貴方「何が罪人よ……」


そこへ煉獄様が走ってきた



煉獄「だいじょu…」





私の形相に煉獄様も驚いていた

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作者名:うじっしー | 作成日時:2020年8月13日 2時

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