20話 ページ22
(1度回想終わります)
貴方「ここまでは皆が知っている。そして下っ端の鬼を剣術で切って御館様に拾っていただいた事しか皆さんには話してませんでした。」
不死川「……」
貴方「本当は私、悪い女なのです。私は城に生まれ姫として生まれた私を酷く恨んでいます。今も……」
〜回想〜
家族が死んだことより、自分を守ろうという気がなかったことに嫌気がさし、外へ出るため階段をおりていると……
鬼「腹が減った……」
貴方「そこの鬼、腹が減っているのであれば宮女を食えばいい。」
鬼「あ……美味しそうな女見つけた…」
私の所へ向かってくる鬼は尽く切り、女官や宮人を食い、こちらに気を向けない鬼は見逃した。
そして、外に出た時……私は初めて自由というものを知った。
ずっと羨ましかった。普通の家庭に生まれた子達が。
タコを上げたり友とコマを回したり、そんなことが私はしたかった。
城下町で出会った少年と恋に落ちたかった。
見ず知らずの男に抱かれるなど悪夢の悪夢。
〜回想終わり〜
この話は前に、煉獄様にしかした事がなかったのだ。
貴方「私は家族や私に尽くした配下までも鬼に突き出した最悪で最低な女なのですよ。」
不死川「だから何だ……」
貴方「え？」
不死川「AはA。昔のAは昔。今は今だ。俺はその過去を聞いてもなお、Aの全てを受け入れている。」
貴方「し、不死川様……」
暖かい、心までしみる風が2人の間を吹き抜けた。
不死川「それで過去に囚われることがあるなら俺が必死で助ける。Aのこれからの人生も俺が明るくしてみせる……！！」
貴方「えっ……///」
不死川「……あっ……///」
2人「「……」」
不死川「あぁぁあ！いや、ちげぇ！！これはなっ！あのなっ！！ちげぇんだよっ！！！」
貴方「わ、分かってます！あの…！そういうつもりで言ったわけじゃないと分かってます！はい！大丈夫です！！」
不死川「おま、馬鹿にしたら許さねぇからな！！////」
貴方「私何もバカにしてないのに〜！泣」
不死川「あぁぁあ！この野郎！！(恥ずかしさの勢いで止まらない不死川)」
貴方「何もしてないけどごめんなさいぃぃ！」
玄弥「……」
ーーーーーーー
Gdgdで申し訳ない！
オチは不死川か煉獄か誰にしようか迷ってます泣
コメント頂けたら嬉しい！
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作者名：うじっしー | 作成日時：2020年8月13日 2時
