15話 ページ17
貴方side
今日は煉獄様と1日一緒にいれて、千寿郎君にも会えてとても嬉しかった。
貴方「今日は本当にありがとうございました！すっごく楽しかったです！」
煉獄「あぁ俺もだ！またどこか出かけような！」
貴方「勿論！是非とも行きます！」
煉獄「ははっ！また任務に備えて少し休むんだぞ！」
貴方「はい！煉獄様もお休みくださいね！」
その瞬間、私は煉獄様の匂いに包まれた。
抱きしめ…られた？
煉獄「////」
煉獄様は顔を赤くしながらこちらを微笑んで見ていた。
貴方「////(ﾎﾟｶｰﾝ)」
煉獄「ありがとう、それじゃあ！」
煉獄様は颯爽と屋敷へ消えていった。
貴方「ゆ、夢じゃないよね……？」
私はその場から動けずにいた。
不死川「何だよあれ……ｸｿｯ」
私は急な事で周りに意識が行かず、不死川様が近くにいたのも気づかずに自分の屋敷へ戻った。
不死川side
任務を終え、暇を作っていたため姫屋敷の方へ寄って見ようという気持ちから足を進めていた。
ご察しの通り、俺はAを初めて見た時から意識している。
鬼殺隊がもし俺達の代で終わったら……終わらなくても終焉を迎えてしまう時に……必ず気持ちを伝えたいと思っている。
不死川「………」
勿論、煉獄がAを気に入っているのも冨岡が仲睦まじいのも知っている。
Aが煉獄に傾いているのもわかっている。
だけど…
ギュッ
不死川「何だよあれ……ｸｿｯ」
そんなの目の前で見たかねぇんだよ。
好きな女が他の男に抱かれてるのなんてな……
だけど俺は諦めねぇ。
想いは変わらない。
不死川「むしろ燃えるぜ……！よもや野郎！お前からぜってー奪ってやる！！」
照れながら屋敷へ入っていくAが今は憎たらしい。
不死川「罪な女だぜ…ほんとに」
あいつを好まないやつはきっといねぇ。
鬼にすら好まれるような女だ。(童磨「俺もお気に入りだよ！」)
伊黒「不死川、こんな所で何してる。姫屋敷の前をうろちょろ……分かりやすすぎるぞ。」
不死川「ﾁｯ……伊黒かよ」
伊黒「お前、いつも分かりやすい。気づいてないのはAだけだと思うぞ。柄にも合わんな」
不死川「るっせー！」
伊黒「何か贈り物でもしたらどうだ」←靴下蜜璃にあげた
柄にも合わず俺は相談に乗ってもらっていた。
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作者名：うじっしー | 作成日時：2020年8月13日 2時
