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3話 ページ4

もちろんみんな反対。




貴方「……」



不死川「鬼を滅殺してこその鬼殺隊。竈門・冨岡両名の処罰を願います。」




御館様「では、手紙を。」





その手紙は元柱の鱗滝左近次様からのものであった。





鬼の娘、禰豆子は人を襲わないと……


本当にそうなのだろうか?何も知らない私たちからしたら半信半疑である。



『もしも禰豆子が人に襲いかかった場合は、竈門炭治郎及び鱗滝左近次、冨岡義勇が腹を切ってお詫び致します。』



『『……』』




少しの沈黙があった。




不死川「……切腹するからなんだと言うのか。死にたいなら勝手に死に腐れよ。なんの保証にもなりはしません。」




煉獄「不死川の言う通りです!人を喰い殺せば取り返しがつかない!殺された人は戻らない!!」




御館様「そうだね。人を襲わないという保証ができない。証明ができない。人を襲うということもまた証明ができない。それに、炭治郎は鬼舞辻と遭遇している。」




『『!?!?』』



「そんな、まさか!!」



「柱ですら誰も接触したことがないと言うのに!」



「こいつが!?」



「どんな能力だった!?」


「戦ったの!?」


「鬼舞辻は何をしていた!?」


「根城は突き止めたのか!?」



貴方「皆!!!!……静粛に。」



騒がしいその場がしずかになった。






御館様は私に微笑んで口を開いた。




御館様「鬼舞辻はね、炭治郎に向けて追っ手を放っているんだよ。その理由は簡単。単なる口封じかもしれないが、私は初めて鬼舞辻が見せたしっぽを掴んで離したくない。」




不死川「人間なら生かしておいてもいいが、鬼はだめです!承知できない!」




ザシュッ!!!!




ザシュッ!!




貴方「いたっ!!!不死川様どういうつm…」




不死川様は自分と私の腕を切った。




炭治郎「!?」




煉獄「なぜ、Aまで斬る!!!」




甘露寺「(ソワソワソワソワ)」




不死川「御館様!証明しますよ俺とAが!鬼というものの醜さを!」




不死川様は稀血、私も王家の血、この鬼の好む濃い血を流すことで鬼の子が耐えれるかを証明するつもりね。




私は不死川様に腕を引っ張られ、箱の上に血を垂らす。



ボタ……ボタボタ……



炭治郎君の目の前で




貴方「炭治郎君……ごめんっ(涙)」




炭治郎「!!(この人は…柱の中でもまともな人だ……)」



伊黒「不死川、神如来、日向ではダメだ。日陰に行かねば鬼は出てこない。」

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作者名:うじっしー | 作成日時:2020年8月13日 2時

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