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「おい！なんだよこれ！！！」
楽屋に入るなり響くのは高地の声。
いつもは俺が楽屋入りしたら抱きついてくるきょもも仁王立ちしていて、面倒なことになったなと心の中でため息をつく。
「…なに？」
「これ！！！表紙！！！」
こーちのもつ携帯の画面に写るのはこの前撮影した雑誌の表紙。ああもう、だから誰にも言ってないのに。
げんなりとする。だって俺はもう子供じゃない！
「お兄ちゃん達は聞いてないぞ……こんな……こんな…」
「こんな…えっ ちなんて！！！！！」
はい？
「誰かに襲われたらどうするんだ！」「宇佐見Aの検索候補にえっ ちってあるからな！！！」「ボタン閉めろ！」「保存したわ！」なんて、理不尽すぎる声が飛び交う。
最悪すぎる。寝起きの頭がガンガンとする。まだ俺が未成年なら文句言われるのも多少はわかる。でも俺はもう成人しているのだ。胸元をあけて何が悪いんだ。ていうかそもそも
「え……えっ ちっていうな！」
「えっ ちなんだよお前！！！！！！！！」
やけに饒舌な高地に怒られる。
メンバー全員からそう言われて、猛烈に恥ずかしくなって顔が熱くなるのを感じる。
周りの顔が見れなくて、俯きながら「ちがうもん…」と言うと、北斗に「はあ？誘ってんの？」と謎にキレられて。
ああもう、だから俺は自立したいのに！！
結局その後は最後まで小姑みたいにグチグチ言われ続けて。
いつもだったら休憩時間に高地の膝に乗るのだけれど、今日の俺は�眞呂�いやなのでマネージャーの膝に座った。
マネージャーは「うお、めずらし」と言って俺の腰に手を回す。それを見た高地は血眼で俺をマネージャーから引き剥がして俺を膝の上に乗せた。
「こーちやだぁ〜」
「は！？！？！？なんで！？！？！？！？」
「こうち姑みたいだもん」
「ご、ごめん！もううるさくしないからやだはやめて」
「待ってよ。姑ってことは旦那の母親だよね？旦那誰だよ」
突然乱入してくるガチギレのジェシー。嫌すぎる。例え話なのに。俺はジェシーを無視してため息をつく。俺は年の離れた六人のお兄ちゃんに守ってもらわなくても大丈夫って証明したいのだ。
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らん(プロフ) - 名無し43069号さん» 最高です一生追いかけてこれを死ぬときも絶対離しません🫡！ (7月24日 9時) (
レス) id: 18012aba2a (このIDを非表示/違反報告)
名無し43069号(プロフ) - ふうさん» めちゃくちゃよく言われますし、実際事実です。コメントありがとうございます！ (7月20日 23時) (レス) id: 1a12019006 (このIDを非表示/違反報告)
名無し43069号(プロフ) - らんさん» そうです。ちょうど僕もそう思っていました。らんさんの想像しうること全て作中で書きたいと思います。今後とも同じ歪んだ者同士よろしくお願い致します。 (7月20日 23時) (レス) id: 1a12019006 (このIDを非表示/違反報告)
ふう(プロフ) - うそつきって作者さんかわいいかよ (7月20日 0時) (レス) @page34 id: f57f776406 (このIDを非表示/違反報告)
らん(プロフ) - 名無し43069号さん» 全く同じ妄想をしているなんて、、どうりでこちらの作品がどタイプなわけです、、、。例えば末は後輩とあまり関わらないけど、我々の脳内ではうさちゃんに香水お揃いにさせたり貢いでたりするんですよね？ぜひ色んな人との絡みまってます^ ^！ (6月14日 20時) (レス) id: 18012aba2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し43069号
| 作成日時：2022年12月30日 0時
