護衛を任されました ページ29
no side
『なんで、からだが、うごか……な…』
さっきまでの体力はどこへやら、彼女はそのままバタリと地面に倒れ込んだ
sh「A！」
シャオロンはすぐさまAの元へ駆け寄り、体を動かすが一向に起きる気配はない
sh「シ、シッマどうしよ、A動かへん」
kn「落ち着けやシャオロン、息してるか確認してみろ」
シャオロンはコネシマの言葉の通り少し震えている手を彼女の口元にかざした
しばらく手に集中しているとすぅ、すぅと息を吐く感覚が伝わってきた
sh「い、息、してる……はぁぁ」
安定している呼吸を確認して安堵したのかシャオロンはへなへなと腰を曲げた
gr「これは…どういうことや？」
ni「…体力切れかな」
総統の疑問に答えたのは、先程登場した兄さんだった
gr「体力切れ、と？」
ni「さっき言ってた野良用って、ナーバの詳細を調べるために歩き回ってたんよ。
たまぁにいるらしいよ、ナーバを吸ったら見事体に適正して幻覚はもちろんだけどそれ以外に身体強化とかもつくんだってさ。
ただ身体強化って言っても元々の体力があるわけだし、普通の人間なら身体強化を活用なんて以ての外。ゲームで言うといつもよりHPが無茶苦茶速く減る感じに近い。
から直ぐにバタンキューって事。」
gr「つまり、今Aの体力の限界が来て倒れた、という事か？」
ni「そういうこと。しかしまぁ聞いてたのと違うかったからびっくりしたよ。この子相当体力あるね何分ぐらい続いてたの？」
gr「少なくとも俺らが来る時はもうこんな感じやったで。入口の兵士はAが潰したと思うし」
ni「え、グルッペンの仕業じゃなかったの？！」
gr「ほんま失礼やなぁ！やから今回は俺ら何もしてないんやって！！
ただただ多数の兵士とドキドキa国遠足状態でおわってしまった…」
ni「それはそれでいいんじゃない？非日常が味わえたじゃん」
gr「こんな非日常体験しても何も面白くないぞ……」
ni「まぁまぁ、とりあえず一件落着したって事で、よかったよかった」
兄さんは安全と判断したのか持っていたナイフをそっとポケットに収納し改めてグルッペンと体を向き合う
ni「えー、我々国遠方調査班、って言っても1人だけど。ただいま総統の元へ帰還しました」
gr「うむ、長旅御苦労であった。おかえりなさい」
真似事のように敬礼をし合う2人、空は厚い雲から太陽が覗いていた。
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イル - まってました！おかえりなさいです！ありがとうございます！ (2020年2月6日 19時) (
レス) id: a04bed28eb (このIDを非表示/違反報告)
ナナキ(プロフ) - おかえりなさい！！通知来ていてビックリしました！無理なさらないよう頑張って下さい！ (2020年1月20日 21時) (レス) id: 3894891874 (このIDを非表示/違反報告)
最弱の焼きイカ2(プロフ) - 待ってました！！おかえりなさい！！無理は禁物ですよ！！！ (2020年1月20日 0時) (レス) id: c50ea814f1 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ汰(プロフ) - おかえりなさい！！通知来てびっくりしました…笑笑感動です(><更新楽しみにしてます！ (2020年1月20日 0時) (レス) id: ed067f93f4 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - お帰りなさいませ！ ずっと待ってました。 ゆっくりで良いので更新待ってます。 ご無理のなさらない程度で頑張ってください！ (2020年1月19日 23時) (レス) id: 125744f577 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びんの蓋 | 作成日時：2019年2月19日 15時
