【wrwrd】呆気なく捕まりました3【軍パロ】

護衛を任されました ページ22

os side

gr「却下だ」

…


は？

os「今、なんて言った」

gr「聞こえなかったか？却下だ」

os「なんでや」

gr「独断の侵攻とはあまりにも無防備すぎる作戦だ。故に認めん」

os「ちょ、待ってや、そんなん」
gr「オスマン」

話を聞けと言わんばかりに威圧をかけられ言葉が詰まってしまう

gr「たしかに俺が先程発言した言葉には語弊があった、すまなかった。お前には罪がある」

os「じゃあ」
gr「だが独断の侵攻というあまりにも危険すぎる事をすると更にこちらに迷惑がかかる事をわかっているか？」

os「！！」

gr「頭のいいお前なら、分かるはずだ」

…あんな大軍を、我々国と言えどほんの数十名の軍で侵攻するとなるときっと勝敗はとんとんになるだろう。
もしこちらが負けてしまったら、
更に我々国の危険が増してしまう。それこそ迷惑をかけてしまう事になる。

os「…ごめん」

焦りすぎていた。こんなん俺らしくないわ。

gr「分かってくれればいいんだぞ！」

os「あだっ」

グルッペンはそういうと何故か俺のおでこにデコピンをしてきた。地味に痛いわぁ

gr「いつものお前が1番や、
もっと仲間を信頼しろ。冷静な判断で頭が回るお前ですら焦ってしまえばここの国は破滅だぞ？」

os「…ふっ、何なん、それ。どの口が言うてるんどつくめうよ？」

gr「じょ、冗談じゃなさそうな言い方なんだが…。
ところでオスマン、知ってるか？幹部の罪は総統の罪でもあるんだぞ。

…さぁ一緒に罪を償おうじゃないか」


ほんま、グルッペンって不思議な人やわ。こんなにも俺の気持ちをかき回してくれる奴、あんただけやで。

os「…グルッペンに会えて、よかったわ」

gr「？？なんか言ったか？」

os「なーんも言ってないで、それより。一緒に罪償ってくれるんやろ？」

そう言って差し出された手を握り返す

os「行こうや。仲間が待っとる」

gr「あぁ。

これよりa国の侵攻を開始する、15分後には皆戦闘準備を整えて門へ集まるように！俺の仲間に手を出した事、後悔させてやろうじゃないか」

さぁ、戦争を始めよう



____________
ut「むっっっちゃ怖かったんやけど、なにあの喧嘩。二人の間で戦争起こるんちゃうか思ったわ」

sha「あんな焦った姿見るん何十年ぶりやろ……オスマン怒らせたらほんま痛い目みるで……」

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