専属になりました ページ40
『や、やっと……ついた……』
鬼ごっこをしていた時から思っていたが、ここほんと広過ぎない？？
医務室から出て20分くらいたったんじゃないの？はん？
きっと神様からもらった地図がなければ私は一生城内をさまよい続けていただろう。
［書記長室］と書かれた扉を前にふぅ。と息を整える。
よし。
トントントンと丁寧に扉を叩く。
tn「……誰や。」
『A、です。神さ……しんぺい神さんの書類を届けに参りました。』
tn「え？なんでお前が？……とりあえず入ってどうぞ。」
『失礼します』
ｶﾞﾁｬﾘとドアを開ける。
部屋の中は書類、書類、書類の山。
あまりにも積まれすぎていて自然と目を見開く。
tn「あーー。とりあえずこっち来れるよう頑張って。」
ひょこりと書類の山から頭を出すトントンさん。疲れているのだろう、疲労している事が顔に出ている。
ひょいひょいと地面に置かれている書類達を避けながらトントンさんのいる机の前に立つ
tn「……なんでお前がぺ神の書類を持っとるんや」
『しんぺい神さんから頼まれました。このお城の事を自分自身で知って欲しいとの事で。』
tn「あいつ……絶対ここまで来るのめんどくさいから頼んだんやろ……まぁええわ、えーと、そこら辺に置いといて。」
と机の空いている所を指さす。
『分かりました。置いておきますね。』
指示通りに書類を置く。
……沈黙の空間が続き、なんだか居ずらかった。
『……では、私はここで。』
tn「ん。……あ、待って。」
？？何故とめられたのだろうか？と振り向くと何やからガサゴソと棚を漁っている。
目当てのものを見つけたのだろうかこちらにそれを見せる。トントンの手には小さな鍵があった。
tn「これ、お前の部屋の鍵や。」
『あ、そう言えば部屋が出来たって総統さんが言ってましたね。』
tn「部屋の場所は後でペ神に伝えとくから連れてってもらい。」
チャリン、と丁寧に鍵を渡される。
『ありがとうございます』
tn「……。」
……？チラリとトントンさんの顔を見ると、他にも何か言いたげな顔をしていることに気づく。
『……あの、なにか他に……？』
tn「……なんでもない。話は以上や」
さっさと出ていけ。と手をパタパタさせる。
どうやら気の所為だったようだ。
深くお辞儀をし部屋から出て、鍵をにぎりしめルンルンとしながら医務室へと向かった。
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むっちゃまっちゃ - なんやかんや仲良くて好き,,, (2022年2月25日 23時) (
レス) @page49 id: 41cf5c918b (このIDを非表示/違反報告)
うみ - 寝起き弱いのいいですね〜〜かわいい！お酒弱かったり() とんぞむとの絡み待ってます 手合わせとても楽しみです 更新まってます (2019年1月27日 14時) (レス) id: 3d5242b8e0 (このIDを非表示/違反報告)
ユーリィ - いつも楽しみにしていたのですが、今回は特にうれしかったです！狂犬組、ありがとうございます！ (2019年1月26日 14時) (レス) id: 45f4151292 (このIDを非表示/違反報告)
シズネ - おっ…お体を壊した…!?な…なんと…体調に気をつけてゆっくり休んで下さいね。 (2019年1月20日 23時) (レス) id: 13ba803884 (このIDを非表示/違反報告)
空き缶 - 小説の続きが出てないか３０分に５回ぐらいのペースで見にきてます！何度も何度も読み返してもすごく続きが気になるお話でした！次の投稿待ってます！応援するので頑張ってください！！！！ (2019年1月17日 22時) (レス) id: ffec0c0bbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びんの蓋 | 作成日時：2019年1月9日 20時
