スニッチ ページ27
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ドラ「くそっ！どけ！僕の獲物だ！」
お互いに肩をぶつけ合いながら
スニッチを追いかける。
あと少し、
あと少し…！
互いになかなか相手を追い抜けず、
フィールド上をあっちへ、こっちへ。
と、スニッチが急に角度を変え、
急下降を始めた。
ドラ「なっ…？」
反射的に下に向かって追いかけたが
待て…
このスニッチどこまで下降を続けるんだ？！
このまま行くと、地面にぶつかるぞ！
そう思い箒を停止させようと思ったが
ポッターはまだ下降を続けている。
くそ…！
負けたくない、負ける訳には行かない！
『ドラコ危ない！止まって！』
ふと、遠くから
しかし鮮明に、
Aの声が聞こえた。
ちらりと声の方向に目をやると
不安げに眉を潜めたAがいた。
気に食わない。
そんな不安そうな顔で僕を見るな
地上までの距離が縮まる。
あと20メートル…
10メートル…
7、6、5…
そこで隣のポッターは下降を急停止した。
その瞬間スニッチの動きがスローモーションに見える。
手が届く…！
そう思った瞬間
僕の体は地面に投げ出されていた。
「「「マルフォイ！！！」」」
みんなの叫び声が遠くから聞こえる。
うっ…
脳が揺れて気持ち悪い…
打ち付けたのか、
擦りむいたのか、
体が痛い…
と、手の中で動く冷ややかな感触が1つ。
そっと手を開くと
そこにはスニッチが握られていた。
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美愛(プロフ) - リアルはりねずみさん» わぁぁ！ありがとうございます！ぜひ是非もうそろそろ物語も大きく動くので楽しみにしててください(´˘`＊)毎日ありがとうございます (2023年2月11日 23時) (
レス) id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
リアルはりねずみ(プロフ) - 初コメ失礼します。毎日ウッキウキで見でます！これからも頑張ってください！ (2023年2月11日 22時) (レス) @page48 id: e9f90883f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美愛 | 作成日時：2023年2月2日 8時
