当日 ページ29
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昼と放課後は理事長と打ち合わせ、
家に帰ったら資料を読み込む日々が続き
ようやく合宿当日。
資料は読んでも読んでも読み終わらず、
結局徹夜になってしまった。
ちょっとフラフラするなぁ…
まぁ大丈夫かと思いながら竜と尊人兄ぃと学校に向かう。
2人は楽しみだなーなんて言いながらじゃれあっていて、そんな様子を見たらじゃあ頑張らないといけないなって、ぐっと拳を握って気合いを入れ直した。
学校には既に合宿用のバスが着いていて、
中にはみんな揃っていた。
尊「よう！お前ら早いなぁ！」
陸(小田島陸)「おはよーっす！いやぁだって合宿なんて初めてでめちゃくちゃ楽しみだったんすもん」
前の方に座っていた小田島くんが満面の笑みで答えてくれた。
光「Aさん、おはよう」
『おはよう』
目を細めて見上げてくる天堂くんにつられて笑顔で答える。
あまり大きくないバスだからもう空いている席は前しかなく、尊人兄ぃが早々に一人席を確保すると二人席しか空いてなかった。
『ごめんね、せっかくの合宿なのに私が隣で』
「なんで？」
『だってこんなん普段と変わらないじゃん。どうせならみんなと親睦深めたかったでしょ？』
「別に、お前の横が1番落ち着くからいい」
そう言ってこてんと私の肩に頭を乗せてきた。
突然の重みとぬくもりにドキンと胸が鳴る。
『えっ…』
「ほら、他のやつの隣だと何されるかわかんねぇし」
ちらりと竜が見た先には
後ろの席で眠る日浦くんに落書きをしてる小田島くんや、変な味のお菓子を押し付けあっている朱雀さんや綾小路会長たちがいた。
そういうことかい！！
なんとなくガッカリして竜の肩をぼすぼすと叩いた。
「いて！いてえって！……っておい」
パシッと竜が私の腕を掴んで背もたれに押し付ける。
じっと真剣な目に覗き込まれて自分の鼓動が早くなったのがわかった。
最近の私おかしい…
竜といると妙に緊張するし、
こうやって見つめられると恥ずかしくて仕方ない。
今までは竜の隣が誰よりも安心する場所だったのに…
真っ赤になった頬を隠すように竜を押しのけてバスの備え付けのマイクをとった。
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美愛(プロフ) - �貂�さん» もし海司のセリフが既出だったら私の記憶違いなのでサラッと流しておいてくださいm(_ _)m応援ありがとうございます、更新頑張りますね (2020年1月10日 8時) (
レス) id: 5468b9022d (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - �貂�さん» コメントありがとうございます。ご指摘感謝致します、直させて頂きました。海司のセリフで海のあとに(日浦海司)とつけたのはここが多分海司のセリフとして使った「」が初めてだと思われるのでそうしました。他のキャラもそんな感じです。 (2020年1月10日 8時) (レス) id: 5468b9022d (このIDを非表示/違反報告)
�貂� - 物語一気に読んじゃいました。 今読んだばかりなのにもう続きが気になります。 更新待ってますね。 沢山の直しを言ってしまいすみませんでした(>_<) (2020年1月10日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�貂� - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 見つけたのここの部分 龍の胸元を握りしめ、竜を見上げる。 途切れ途切れになったが何とか声が出た。 これ正しくは竜の胸元を握りしめ、ではないんでしょうか？ (2020年1月10日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�貂� - これらずが抜けてませんか？ 正しくはもうどうしていいのか分からずではないんでしょうか？ (2020年1月10日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美愛 | 作成日時：2019年12月18日 11時
