私の旦那様は舞台俳優【荒牧慶彦】 (ページ8)

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side慶彦

今日はエーステの休演日で、いつも休演日はだいたい家にいるけど今日は何となく外に行きたい気分だったから朝から出掛けていた。

慶「もう15時30分か。そろそろ帰ろっかな。」

と思いまずはAに「今から帰るね。」とだけ入れて置いた。
いつもは自分の誕生日に仕事が被る事が多くて中々誕生日だ！と実感はなかったけど、仕事は仕事で皆が祝ってくれていた。だが今日みたいにゆっくり過ごすとはいいなと思いつつも仕事がしたいなって思う自分もいる。
そんな事を考えていたらすでに家の前まで来ていた。
そう言えばAは予定が無いって言ってたけど何してたんだろ...。後で聞いてみるか。

ガチャ

うん？まだ夜でもないのに何でこんなに暗いんだ？
とりあえず電気...

カチ

パンパンパンパンパーン

慶「え？何？」
『せーの！』
「『まっきー/ひーくんお誕生日おめでとう！』」
『ひーくんビックリした？』
慶「え？あ、うん。ビックリしすぎて何が起こったのか全然わかんない...」
祥「とりあえずサプライズ大成功みたいだね。」
慶「皆この為に？」
翔「そうだぞ～。Aに招待されたからな。」
尚「直接お祝いしたかったので嬉しいです。」
諒「まっきー突っ立ってないでこっちこっち～。」
慶「あ、はい。」
『ひーくんお昼食べてないよ？』
慶「うん。家出る前に言われたから。」
『よかった！料理いっぱい作ったんだよ！おつまみ系もね！』
翔「お、流石！」
『よし、まず乾杯しよっか！』
諒「そうだね～。」
『皆グラス持った？』
祥「持ったよ。」
尚「はい。」
諒「持った～。」
翔「持ったよ。」
慶「持ったよ。」
『よし、ひーくんの誕生日を祝して～』
「『カンパーイ！』」

カキーンカキーン←グラスを合わせる音

慶「まさか誕生日にKnightsが揃うとは思わなかったよ。」
翔「俺も。」
尚「それ皆思ってますよね！」
諒「そりゃあね～。」
祥「それも計画してくれたAのおかげだよね。」
慶「Aありがとう！」
『ううん！私もこのメンバー好きだから嬉しいよ。』

楽しい時間はあっという間に過ぎるものでもう夜遅くになっていた。

翔「今日はありがとうね。」
諒「お邪魔しましました。まっきーまたゲームしよ！」
慶「もちろん！」
尚「お邪魔しました。ありがとうございました！」
祥「まっきーもAもまたね！」
『うん！皆ありがとう！』

ガチャ

慶「今日はほんとにありがとうね！」
『ひーくんが楽しんでくれたなら私み嬉しいよ！』