銀魂黒夜叉(5人目の攘夷志士) (ページ20)

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その2 ページ20

Aside

真選組の屯所

私の前には胡座をかいた十四郎と勲くん、そして総くん

で、何故かまた銀時の膝の上に座らされ、抱き締められ、頭の上に顎を乗せられてる状態

……重い…

土「話は分かった、丁度俺も忙しいからな、副長補佐なら…」

沖「何言ってんでさァ土方さん、Aさんには1番隊に来てもらいまさァ、ね？近藤さん」

近「うーん、俺も局長補佐に来てもらいたいんだがなァ」

土「あんたはストーカーしてるだけだろ」

って言ってタバコに火をつける十四郎

ふぅ、と一息はいた所で私の方に向き直る

土「で、Aはどこかいい？」

その言葉に他の2人もばっとこっちを向いてきた

『うーん…ちゃんと仕事が出来そうなのは副長補佐なんだよね、きっと』

そう言ったら後ろからえ"、なんてすごく嫌そうな声が聞こえた

銀「Aちゃん、副長補佐なんてやんの？やめとこうぜ、あんな瞳孔開いてるような奴の下につくの、絶対下心あるって」

『それは銀時でしょ』

土「全くだ、てめぇと一緒にすんな、Aは副長補佐でいいのか？」

うん、と答えると十四郎が小さくガッツポーズをしたように見えたけど気にしない←

ところで、と十四郎がこちらを見る

土「てめぇはいつまでそうしてんだ、さっさと退きやがれ、つーか帰れ」

銀時のことなんだろうなぁとぼんやり考えると

銀「あ"ぁ!?てめーらが俺の可愛いAちゃんに手ぇ出さねーか気になってついてきたんですぅー、ったく、来て正解だったな、さっきの会話、どいつもこいつも下心丸出しじゃねーか、ほんとにこんな奴らの所で働く訳？」

ぎゅうって腕の力を強めてきた

『だって、気心しれてるし…そんな事言ってるならすなっくすまいるにでも行こっかなー』

銀「わぁーったよ、その変わり、行きと帰りは銀さん付きだかんね」

はいはいと呆れて言ってると「そろそろいいか？」と十四郎から声が掛かる

ごめんね、と言っておく←

近「早速明日から来てもらってもいいか？とっつぁんの所にも連れていきたいし、仕事の説明もしにゃならんからな」

がっはっはっと笑っている勲くん

松平さんの所行くのかぁ…

『よろしくね、じゃあまた明日』

と銀時を引っ張って万事屋に帰る

万事屋に戻ると新八くんと神楽ちゃんも帰ってきてたから真選組で働く事を伝えると神楽ちゃんは「あんなクソサドとマヨラーの所で働いて大丈夫アルか!?」と、新八くんも焦ってたけど「ありがとうございます」と泣かれた

2人とも可愛い…←