闇夜の虫は光に集う ページ12
高杉の所へ桂とAはたどり着く。
高「ヅラ、A、あれ見ろ。銀時が来てる。紅桜相手にやろうってつもりらしいよ。」
桂「…」
「…っ!銀時!」
銀時の元へ行こうとしたAの手首を掴んで、高杉は止めた。
「晋助…」
高「今は行かせねぇよ。ここで観戦してようじゃねぇか。」
Aは銀時の方を見ると高杉にバレないよう、悔しそうな顔をした。
桂が岡田似蔵は紅桜によって死ぬと言うがそれはあいつの本望だと冷静に言う。屋根の上でも鉄子と鉄矢も同じ話をしていた。
そして、紅桜に押されていたと見られていた銀時が岡田似蔵を飛ばす。
紅桜の能力は数段に向上しているが、それを上回る速さで銀時は身体の奥底に眠る戦いの記憶が蘇っていたのだ。
その様子を見ながらAは小さく呟いていて、知らずに唇を舐めていた。
「銀時…貴方はやっぱ、凄いよ…」
紅桜に攻撃して破壊できたかと思われていたがAは岡田似蔵の異変に気づく。
「銀時っ…!!!危ない!!!」
銀「A!?」
その瞬間岡田似蔵は銀時を飲み込んでしまった。そのまま新八と神楽がやり合っている場所へ落ちてしまう。
Aは銀時の方へ走って行った。
新八&神「「「銀時!/銀さん!/銀ちゃん!」」」
紅桜に完全に侵食された岡田似蔵はその場にいた来島また子と武市変平太を攻撃してしまう。
その様子を見て鉄矢は、ああなってしまえば銀時でも誰にも止められないと言う。
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作者名:萌 | 作成日時:2019年10月25日 22時