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静かな寝息を立てて 眠っている
初めてこんな間近で見た
「綺麗な寝顔…」
その少年のような あどけなさが残る寝顔を しばらく眺めていた
『んっ…』
!!!!
寝返りを打ち その綺麗な目がうっすら開いた瞬間
我に返り 慌てて立ち上がった
気だるそうに上半身を起こした登坂さんと 目があった
『……おはよ』
「…お、おはようございます… あの、昨日って」
『お前さ、マジでぶっ倒れんなよ笑 』
「ですよね…」
マジびびったわ って
肩を揺らしながら クスクス笑う登坂さん
「ごめんなさい本当に…」
『今は?』
「大丈夫です」
『ほんとに?』
「…はい」
じゃオッケ。 って言って 起き上がった彼は
よろつく足で リビングを出ていった
『あ、着替え。ベッドの横置いてたんだけど』
「着替え?」
何のことかわからず 何秒かたってから 自分の体を見下ろすと
見たことのない 明らかに男物の大きいTシャツ
「えっ!?!これ!!……え!?!!!」
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neru(プロフ) - あとさん» ありがとうございます。そう言って頂けるだけで大変な励みになります!episode2もぜひ楽しみにしていてください☆ (2017年3月7日 20時) (レス) id: 72bd81452e (このIDを非表示/違反報告)
あと(プロフ) - イッキ読みしちゃいました!すごく好きな作品です!続き楽しみです(>_<) (2017年3月7日 19時) (レス) id: 0da50f1738 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんな | 作成日時:2017年2月11日 1時