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(広臣side)
『ここのもつ鍋、この前テレビで見て絶対食おうって思ってたんですよ』
良かったー、来れて！って メニューを見ながらニコニコしている岩ちゃん
「でも久しぶりだね、岩ちゃんとサシなんて」
『そうっすねーいつぶりだろ。。あ！！優香さんと付き合う前とか？』
「ふっ笑 そうかも」
あの頃は あの人を追いかけるのに必死だった
透き通るような、明日消えてもおかしくないような美しさを持った人
女の輝きが隅々まで満ち溢れてて それでいて無邪気で 気立てが良くて。
『最近どうなんですか？優香さん』
「どうって、別にふつうだけど。」
『俺ずっと思ってたんですけど、
似てません？ …Aちゃんと。』
「え？」
何か勝負を挑むような表情の彼から出てきたその一言に 驚きを覚えた
それは 俺もそれを何度か感じた瞬間があったから。
それと同時に 蘇るあの光景
実は 何日か経った今でもあの顔が忘れられない。
今にも泣き出しそうな あのあどけない顔が。
「そう？あんま思ったことねーわ」
精一杯の嘘。
『超素直っすよね。優しいし、気きくし、なんか自然体で男心くすぐるのが上手いっていうか。』
「……好きなの？」
なんでこんなことを聞いたのか 自分でもわからない
答えを聞いたところで どうすることもできないのに。
でもそんな問いに対して 末っ子は 物怖じすることなく 澄んだ瞳で
『そうかも』
と答えた
．
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neru(プロフ) - あとさん» ありがとうございます。そう言って頂けるだけで大変な励みになります！episode2もぜひ楽しみにしていてください☆ (2017年3月7日 20時) (
レス) id: 72bd81452e (このIDを非表示/違反報告)
あと(プロフ) - イッキ読みしちゃいました！すごく好きな作品です！続き楽しみです(>_<) (2017年3月7日 19時) (レス) id: 0da50f1738 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんな | 作成日時：2017年2月11日 1時
