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３《部屋決め》 ページ10
．桐山side
「部屋決めするよー」
Aのそんな一言で始まった部屋決め。
リビングに集まった4人に、紙を出す。
クルクルと巻かれた紙を広げれば、
赤色のドアの部屋、青色のドアの部屋、緑色のドアの部屋、桃色のドアの部屋が描かれていた。
他にも何個か部屋はあるけど、メインで描かれているのはそれだけ。
「一つの部屋にベッドは二つ置くことは出来るから、二人同士で寝ても良いし、一人で寝ることも出来る」
髪を縛ったAが、一つひとつ丁寧に指を指しながら話を続ける。
「どうする？」
藤井「俺は…、大毅に頼ってるとあかんし、一人で寝る」
目を合わせることをしない流星の資料を見ると、やっぱり色素の薄い子。
髪は染めてんのかなとか思ったけど、目の色は明るくてやっぱりそうや。
．
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作者名：ノエルキ x他1人 | 作成日時：2018年11月29日 0時
