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４《文一くん》 ページ13
．神山side
『おーい濱田ー』
聞いたことのない声が玄関から聞こえて、自分の部屋からリビングへ急ぐ。
玄関への扉は開いていて、
覗けば濱ちゃんと男の人が話していて、男の人の手にはダンボール。
濱田「ごめんやで」
『いや、これが仕事やからええねん』
何も言わず隠れて見ていると、
重岡「なしたん？」
後ろから小さな声で話しかけてきた大毅。
文ちゃん、と呼ばれたその男の人は濱ちゃんと親しそうに話していて、時々笑顔も見られる。
中間「なにしてん」
重岡「うわぁっ！！！」
しげが俺の手を引っ張り二人で転ける。
神山「ちょっ、大毅声でかいっ」
濱田「ん？」
神山「あちゃー…」
大毅の声に気づいた濱ちゃんがこっちに来て尻餅ついている俺らを見る。
『おー、これらが言ってた子供？随分可愛いやっちゃなぁ』
誰やねん。
．
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作者名：ノエルキ x他1人 | 作成日時：2018年11月29日 0時
